岡ビルから南の建物(愛知県岡崎市)
岡崎市の手持ち最後は、名鉄の東岡崎駅から南へ、JR岡崎駅にかけての建物を紹介します。
まず東岡崎駅の駅ビルは岡ビルという名前で、昭和33年(1958年)に完成すると同時に岡ビル百貨店が開業しました。
以来、長らく岡ビルの2階・3階で営業してきましたが、2021年5月31日をもって閉店しました。
→岡ビル百貨店のブログ 2018年から2021年の閉店まで
→名古屋渋ビル研究会「さよなら岡ビル百貨店」
ということで上の写真はまだ営業中の写真です。
現在も岡ビルはありますが、看板が取り払われたビルは急に老けてしまったように見えます。
2016年には岡ビルもあいちトリエンナーレの会場の一つで、私はこの時初めて訪ねました。
最後の最後に訪ねたので既に日没しています。
左側にはバス乗り場があります。
ビルの外側やもちろん駅の部分は今も見ることができます。
せっかくなので中の様子なども上げておきます。
レストランのこもさん。昭和42年(1967年)開店で50年以上営業されていました。
喫茶室凡さん。この場所は当初から喫茶店だったらしい。
実は訪問のすぐ後、2016年8月末に閉店されたらしく、その後喫茶室和笑が入って百貨店の閉店を迎えたらしいです。
何のスペースか覚えていませんが、通路から外を見たところ。
ちょっとレトロな雰囲気が漂う階段手すり。
あまりたくさんの写真は撮っていませんでした。
ここからは六所神社を訪ねた後のことです。
JR岡崎駅に向かって建物を見ながら歩いていきました。
まず六所神社近くにある洋館付き住宅です。(2023年7月現存)
岡崎には本当に多い。
下見板張りの住宅。(2022年9月現存)
明大寺町西郷中。
ここから電車通りを進みます。
洋風の離れ。古そうな気もしますが年代不詳。(2023年5月現存)
明大寺町狐塚
板塀の住宅。元は商家のようにも見えます。一部下見板張り。(※現存せず。2019年9月〜2020年10月の間に解体)
明大寺町池下
これは前からバスで通る度に印象に残っていた洋風屋根の工場です。(2023年5月現存)
太陽綿機製作所と書かれています。綿繊維関係の製造機械工場なのでしょうか。今はタクシー会社の構内です。
明大寺町野畔
左は元杉正建材店(※現存せず。2020年解体)、1950年代ぐらいでしょうか。
右は近代の和風住宅に見えます(2023年5月現存)。
明大寺町沖折戸
最後に洋館付きの杉浦医院(2022年10月現存)。羽根町前田。
ここまで来るとJR岡崎駅はすぐそばです。
この通りは空襲を受けているのでそれほど古い建物はないですが、それでも気になる建物はちらほらありました。
これでひとまず記事化できていなかった岡崎市の記録はまとめられました。
岡崎でまだ歩いていないエリアがありますので、また機会あれば歩いてみたいと思います。
<関連記事>
「再整備前の南公園へ」 ※岡崎編の最初の記事
最近のコメント