春の香川・島めぐり(9)直島サイクリング
男木島からは高松に戻るのが一般的なルートですが、今回は1日1便だけの高速船で直島に移動しました。
高速船でも500円。安い。
この距離だとそれぐらいなのでしょうか。
しかし、残念ながらお客さんは少なめ。
もったいないなと思います。
直島の宮ノ浦港に到着しました。
92年に安藤忠雄さんの建築展で直島を知って以来、気になりながらも初めての上陸です。
宮ノ浦港には道の駅「なおしま」があり、芸術祭の中心らしさが漂っている場所ではないかと思います。(そう言い切れるほど回ってませんが)
直島の観光エリアは、玄関口の宮ノ浦と、島の中心だった本村、アート施設のベネッセエリアに分かれています。(観光以外では三菱マテリアルエリアもありますが)
春会期には宮ノ浦の作品はあまりなくて、島の反対側にある本村を目指します。
エリア間の移動は徒歩では大変なので、レンタサイクルを借りました。本村に行くならこれで十分です。
レンタサイクルのかごに地図が貼ってあって、よく考えられています。
本村の入口にある家プロジェクトの「はいしゃ」に寄ります。
外観からは想像できないような内部です。
家プロジェクトは空き家などを改修して芸術作品にしたもので、芸術祭以前の1998年からスタートしたそうです。現在7軒。
やはり直島は観光客が多い。
本村の中心部には洋館付き住宅がありました。
塀や扉も含めていい感じです。
芸術祭には関係ありませんが。
本村の漁港。
目の前に向島が見えています。
いずれこういう島も会場になるのでしょうか。
本村には古く懐かしい町並みがあります。
三分一博建築構想展で、この本村の成り立ちについての解説映像があり、参考になりました。
観光地化されていて、こんなお店やカフェなどもあります。
観光客も行き交っていました。
ただ、春の人出はまだましだったようで、各作品、並ぶことなく見ることができました。
暗闇の中に淡い光を見るジェームズ・タレルさんの「バック・サイド・オブ・ザ・ムーン」がやはり印象的。
町並みはきれいに整えられています。
この小石を積んだような塀が面白い。
神社も作品化されています。
境内を掘ってしまうとは大胆な。
ベネッセエリアは今回時間がなかったのでパスして、宮ノ浦に戻りました。
直島銭湯は眺めるだけ。宮ノ浦の路地も良いです。
レンタサイクル店の壁に、アートの島になる以前の直島地図を見つけました。
直島にも島四国があるのですね。
道の駅「なおしま」。
非常に現代的な建物です。
ちょうど高松行きのフェリーが出発するところでした。
一列に行列。宇野より高松に帰るお客さんの方が多かったのは、香川県内の観光客が多かったのでしょうか。
港にぽつんと草間彌生さんの赤カボチャ。
私ももう帰る時間です。
より大きな地図で 瀬戸内国際芸術祭2013 を表示
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