武庫川取水場(兵庫県西宮市)
越水浄水場を訪ねる前、たまたま武庫川取水場に出会ったことがあったので紹介します。
武庫川取水場は越水浄水場から東に直線で3.5kmほどのところにあります。武庫川から直接取水している訳ではなく、新堀川沿いの旧瓦木村の菰池から伏流水を取水して、越水浄水場に送っていました。取水開始は大正12年7月のことです。昭和11年11月の第一次拡張では出水池に集水井を設置して施設能力を拡充しました(参考:西宮市HP「水道施設の概要」)どの部分が菰池でどの部分が出水池なのか、私にはわかりません。
集水井というのがどんなものか調べてみると、鉛直に掘った井戸から放射状に水平に集水管を伸ばし、伏流水を効率的に集める仕組みのものらしいですね。
(訪問日:2023年4月16日)
武庫川取水場はフェンスに囲まれていて入ることはできませんが、新しいフェンスは内部がよく見えるようになっていて、外から見学できるようにしているのかなと感じられました。敷地が細長いので間近に見られます。
こちらの取水塔はニテコ池の取水塔にも通じる所のあるデザインです。
取水塔の前の管理用の橋はコンクリート製です。
橋の欄干にも丸窓。
取水塔の反対側。丸窓がアクセントになっています。建物自体にも丸っこさがあります。
今は水がありませんが、池になっていたようです。
右に丸い筒状のものが見えます。
池の左側。地下に水槽があるのでしょうか。
取水場のメインの建物。
昭和11年の建物らしい。両端に丸窓が付くなど、取水塔と共通したデザインがあります。
建物正面にある低い塀?もデザインが入っています。
取水場は松並公園に隣接していて、公園側からもこの建物を見ることができます。
裏側(西側)は非常に窓の多いデザインです。
建物の北側に記念碑が見えます。
角度と距離があって読みにくいのですが、「上水道擴張工事 竣工記念碑 昭和拾壱年○○月 西宮市」と右から書いているように思われます。
昭和11年に第1次拡張工事が行われた時の記念碑かと思います。
その北にはクアトロフォイル型の池。
デザイン的に古いものではないかと思います。
手前にも井戸らしきものがありました。
取り外されたドア。
丸窓がはまっています。
こちらは敷地の北の方です。ドーム屋根に丸窓という共通するデザインが使われています。
取水場境界の低い塀はデザインが入って、古いものに思われます。
こちらは塀が続いている区間です。
このように昭和11年の改修時のデザインが多く継続しているように見えました。
非公開ながら、見通しの良い塀や柵に囲まれているので、見学はしやすい施設だと思います。
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