再度山(神戸市北区)
再度(ふたたび)公園を訪ねた日の続き、余談です。
前々回に書きましたが、再度公園の中心、修法ヶ池(しおがいけ)の向こうに見える再度山は、明治の中頃までは禿山でした。
それが明治36年から植林事業が始まり、段々畑のように石垣を築いて土砂の流出を防いで、松などを植林したことで現在のような緑の山になっていきました。現在は永久植生保存地として保護されています。
その石垣を見に行きたいと思いました。
訪問日:2024年5月26日
再度公園から南へ、大龍寺に続く峠道の大師道があります。
これは開発当初の地図にも出ている道です。
このように山を左に谷を右に見る幅の広い道が続いています。
振り返ったところ。勾配はきつくなく、歩きやすい道です。

この道から再度山の方を見上げると、谷に石垣が見えます。
これが植林の際に作られた石垣の一部のようです。
峠まで来たところに山に入っていく道があり、そこに石標がありました。
「神戸市界」「七十七号」と書かれています。
ここから先が神戸市であって、公園所在地は山田村だったようです(ただ、ややこしいのですが、神戸市神戸区がこの辺りの山林を持っていて、それを公園用地として寄付したようです)。
裏側には「明治三十三年建〜」と書かれています。
植林事業の始まる3年前です。
再度山に入る道から、何人も降りてくる人がいました。
そちらに行けば、石垣がよく観察できるかもと思い、登っていく人についていきました。
しかし、石垣は森に埋もれてよくわからず、歩いていくとすぐ再度山山頂に着いてしました。
再度山山頂の少し下からは大阪湾を見渡すことができます。
神戸市街地こそ手前の山に隠れてほとんど見えませんが、ポートアイランドや神戸空港などは見えています。
この日はもやってましたが、空気が澄んでいる日ならかなりいい眺めだと思います。
再度公園に行ったら、再度山に足を伸ばすのも良いと思います。
また先ほどの峠道を降りていくと、布引貯水池を経て新神戸まで出るルートにつながっているようです。
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