高知の旅2018(8)喫茶店でモーニング
2018年GWの高知旅行、「(7)高知あたご劇場で映画を」の続きです。
余談的ですが、今回は高知で入った喫茶店3店+1の話です。
旅先の朝食は、機会あれば純喫茶でのモーニングにしています。
「この街ならこの店に行くぞ!」と気合いの入ったものではなく、通りすがりやマップで良さげなお店があれば(なければ適当に)入ります。
高知は喫茶店の数が多いところらしいです。
しかしながら朝早くからやっている所は少なくて選択肢は限られました。
最初に選んだのは、大橋通のアーケードを西に抜けた所にある「メフィストフェレス」です。
名前からして気になります。建物もとても装飾豊か。
入り口には色ガラスがはまっています。
中に入ると結構広くて、黒系統の落ち着いた雰囲気。
クラシックが流れていました。
ほとんど開店と同時に飛び込んだのですが、出る頃には一杯になっていました。
メフィストフェレスの創業は1964年だそうです。ホームページを見ると当初の名前は喫茶「現代」で、2回増築しています。
2階にはミニシアターがあるらしく、文化的な活動もされているようです。
経営は現代企業社という会社で、五台山展望台のカフェもここの経営でした。
先行して1959年に開店した喫茶「ショパン」(現在はカフェ「FAUST」という名前。休業中)というお店もあるらしい。
ローカルに手広くこだわりのレストラン等を展開されています。
普通のモーニングはカジュアルモーニング(460円)ですが、写真のはボリュームモーニング(590円)です。値段は2018年の価格です。
特別感があります。パンは同じ系列の黒猫ベーカリーで作っているそうです。
そして驚いたのが食後にハブ茶が出てきたこと。
翌日の朝はメフィストフェレスの隣にある「SPOON」に入りました。
こちらはもう少し一般的な純喫茶です。
創業は1971年。隣同士で50年以上というのも凄いですね。
こちらがSPOONのモーニング。
メモ忘れてましたがこの時は450円ぐらいではなかったかと思います。
王道モーニングです。
そしてこちらも食後に温かいハブ茶が出されたのでした。
高知の古い喫茶店ではこのようにお茶を出す慣習があるそうです。(←この記事でこれが一番言いたかったこと)
面白いですね。ハブ茶というのも私は馴染みがないですが、高知ではポピュラーみたいです。
余談の余談、2018年の旅行ではもう1店、愛宕町にあるイートイン付きのパン屋さん「mona mona」も利用しました。
1946年創業のパン屋さん「ヤマテパン」が経営するお店です。
高知のローカルパン「ぼうしパン」も売ってます。
2023年GWの旅行では、はりまや橋の珈琲店亜羅琲珈(あらびか)に入りました。
こちらは小さなビルの2階にある小ぢんまりとした純喫茶です。
「喫茶のすたるじあ」でも取り上げられていました。
創業は1978年頃のようです。
あらびかのモーニング(400円)。
右のは何?と思うかもしれませんが、ゼリーです。
こんな感じでいいお店に恵まれました。
次回はまた建物・公園の話に戻ります。
<関連記事>
高知の旅2018の最初は
・(1)近代の高知公園
| 固定リンク
「国内旅行(高知)」カテゴリの記事
- 四国みぎした旅行(28)むろと廃校水族館(高知県室戸市)(2024.04.17)
- 四国みぎした旅行(27)津呂の白い町(高知県室戸市)(2024.04.15)
- 四国みぎした旅行(26)津呂の煉瓦塀(高知県室戸市)(2024.04.05)
- 四国みぎした旅行(25)津呂の港(高知県室戸市)(2024.04.04)
- 四国みぎした旅行(24)安田中心部を歩く(高知県安田町)(2024.03.28)
コメント