高知の旅2018(6)高知城周辺の近代建築など
「高知の旅2018(7)五台山公園に登る」の続きです。
翌日は高知城周辺の近代建築などを見て回りました。
とくに目当てがあったわけではないので、見たものを記録する感じです。
まず高知城の東側にある高知追手前高校(旧城東中学校/昭和6年)です。
高知県営繕課の設計ですが、中学時代に高知に住んでいたことのある武田五一が指導したり、高知小津高校の設計者・狩野宗平も関わっていたとのことです(「高知県の近代化遺産総合調査報告書」)。
中央に屋根を頂いた時計塔が聳えているのが印象的です。
この時は外周の塀の改修工事中でした。
改修後にも訪れましたが、塀は元のものを活かしているようです。
外周の塀を見ていくと雷文が入っている部分があります。
これも高知城の東側の煉瓦塀のある住宅。
赤煉瓦塀のある住宅。石灰岩の白との対比が美しいです。
江の口川に架かる豊栄橋(昭和3年)。アールデコのデザインが入っています。親柱の凹みが埋められていますが、銅板などが埋められていたのかもしれません。
愛宕町の住宅。洋風部分が組み込まれているように見えます。
大川筋の洋館付き住宅。
大川筋武家屋敷資料館(旧手嶋家住宅)。
江戸時代末期の武家屋敷で、平成8年に改修が行われて無料公開されています。
→高知市HP「大川筋武家屋敷資料館」
蝶の釘隠などがありました。
聖パウロ教会礼拝堂(昭和5年)
門柱も古いものが残っていました。
永国寺町の住宅。
表からはよくわかりません。
本町4丁目にあった建物ですが、2020年前後に解体されたようです。
織田歯科医院(大正14年)。
小ぶりながらRC造らしいです(県内最初期とか)。
現在は、結婚式場「サロン・ドゥ・レ・プリュ」として活用されています。
織田歯科医院南側の煉瓦塀。
駅前の野並会ビル。
元は銀行の支店だったようなのですが、外壁だけ残したまま、後ろに新築という不思議な工事をしています。
駅前の丸窓のあるビル。
詳細は分かりません。
高知市街は広範囲にわたって空襲の被害があったので、残っている建築は少ないようなのですが、あちこち見ていくと古そうな建物もあるようです。2023年GWの旅行では市街の東の方を歩きましたのでそれは後日、別記事にします。
<関連記事>
高知の旅2018の最初は
・(1)近代の高知公園
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