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2024年1月22日 (月)

高知の旅2018(6)高知城周辺の近代建築など

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「高知の旅2018(7)五台山公園に登る」の続きです。

翌日は高知城周辺の近代建築などを見て回りました。
とくに目当てがあったわけではないので、見たものを記録する感じです。

まず高知城の東側にある高知追手前高校(旧城東中学校/昭和6年)です。
高知県営繕課の設計ですが、中学時代に高知に住んでいたことのある武田五一が指導したり、高知小津高校の設計者・狩野宗平も関わっていたとのことです(「高知県の近代化遺産総合調査報告書」)。

中央に屋根を頂いた時計塔が聳えているのが印象的です。

この時は外周の塀の改修工事中でした。
改修後にも訪れましたが、塀は元のものを活かしているようです。

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外周の塀を見ていくと雷文が入っている部分があります。

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これも高知城の東側の煉瓦塀のある住宅。

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赤煉瓦塀のある住宅。石灰岩の白との対比が美しいです。

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江の口川に架かる豊栄橋(昭和3年)。アールデコのデザインが入っています。親柱の凹みが埋められていますが、銅板などが埋められていたのかもしれません。

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愛宕町の住宅。洋風部分が組み込まれているように見えます。

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大川筋の洋館付き住宅。 

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大川筋武家屋敷資料館(旧手嶋家住宅)。
江戸時代末期の武家屋敷で、平成8年に改修が行われて無料公開されています。

→高知市HP「大川筋武家屋敷資料館

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蝶の釘隠などがありました。

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聖パウロ教会礼拝堂(昭和5年)
門柱も古いものが残っていました。

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永国寺町の住宅。
表からはよくわかりません。

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本町4丁目にあった建物ですが、2020年前後に解体されたようです。

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織田歯科医院(大正14年)。
小ぶりながらRC造らしいです(県内最初期とか)。

「織田歯科医院の歴史」

現在は、結婚式場「サロン・ドゥ・レ・プリュ」として活用されています。

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織田歯科医院南側の煉瓦塀。

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駅前の野並会ビル。
元は銀行の支店だったようなのですが、外壁だけ残したまま、後ろに新築という不思議な工事をしています。

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駅前の丸窓のあるビル。
詳細は分かりません。

高知市街は広範囲にわたって空襲の被害があったので、残っている建築は少ないようなのですが、あちこち見ていくと古そうな建物もあるようです。2023年GWの旅行では市街の東の方を歩きましたのでそれは後日、別記事にします。

→参考:国立公文書館デジタルアーカイブ「戦災概況図高知」

<関連記事>

 高知の旅2018の最初は
 ・(1)近代の高知公園

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