朱雀公園(京都市中京区)
北町児童公園の後は、南下して朱雀公園を目指しました。
途中、御前通を下っていると、気になる換気口面格子が。ヒナギクでしょうか。京都は繊細なものが多いですね。
途中、アメリカンケーキを売っているシーシーズさんに立ち寄りました。
アメリカンなのに店内はなぜか民芸風。喫茶もできます。
旧丸太町通と七本松通の角、古そうな住宅です。
窓の上にオーナメントのような装飾があるのが良いです。
山陰線をくぐってさらに下り、旧二条通。
長屋の一部を改修して四角い洋館風になっていますが、改修自体、昭和初期ぐらいではないのでしょうか。クリーム色のタイルの質感からして。
こちら四角い洋館付きの長屋。西ノ京内畑町のあたり。
洋館部の扉に逆三角の窓が付いているのがおしゃれです。
これはどこか忘れてしまいましたが、このあたり四角い洋館付きの長屋が多いんでしょうか。
そうこうしながら朱雀公園に着きました。
朱雀公園は昭和19年に防空緑地として指定された3.07haの一部として昭和19年24年に開園しました。
昭和19年というと公園のデザインに凝れるような時期でないので期待薄ではあります。
広いグラウンドの南東端に小さく、遊具が置かれたスペースがあります。
(追記)京都市の資料により開園年を訂正しました。本来は西ノ京中学校及びその間の住宅地も防空緑地として指定されていました。しかしながら、その部分については長年未着手で既に利用されているため、2013年3月末にその部分の公園計画の廃止が決定しました。
京都市情報館HP「都市計画施設等の見直し」
「朱雀公園」と達筆な文字で刻まれています。
門柱とそれに続く塀は非常にシンプルです。
遊園部分のほぼ全景。
ベンチは木製で昭和中〜後期でしょうか。
四角い砂場もあります。面取りはしてますが、アールは入ってません。
人研ぎの滑り台。京都に非常に多いタイプです。
藤棚はそんなに古いタイプではありません。
トイレはかまぼこ屋根のデザイン性のあるもの。
かなり開放的。
遊園部分からグラウンドを見た所。
公園のほとんどはグラウンドです。
グラウンドの周りを一周してみました。
南側の門の痕跡。この部分だけはアールが入って古そうです。
グラウンドの中を覗き込むと四角いコンクリートベンチがありました。
グラウンドの北側の門。
グラウンドの北側に沿ってヒマラヤスギが植わっています。
朱雀公園についてはこれといったものは見つけられませんでした。
ちなみに公園のすぐ北側には花の湯さんがあります。
この後は西ノ京児童公園に向かいました。
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