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2022年2月

2022年2月 3日 (木)

宮崎の旅2019(7)宮崎市の気になるもの

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2019年GWの宮崎旅行・宮崎市編の最後に、気になったものをまとめて紹介します。
まずは、まるやまふれあい広場。視線を感じて目をやると、白い人物像がこちらを向いて立っていました。
公園の外なんですが、彫塑家の家なのでしょうか、気になります。

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宮崎神宮に向かう途中、神宮通で見た民家。
全体としては和風なのですが。

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玄関周りが洋風になっています。
パステルブルーのペンキが古い玄関灯に似合っています。
(2020年には解体)

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同じく神宮通の廃業店舗。文字が欠落していて分かりにくいのですが、たぶん京染のお店です。

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ショーウィンドウ下のタイルがきれいです。

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宮崎神宮前の自転車屋さん。昔ながらの建物で営業されていました。
ツバメ自転車の看板が残っています。

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図書館に行くため立ち寄った総合文化公園。
東南角に宮崎大学農学部の正門門柱が残されています。
宮崎大学農学部は大正13年、この地で宮崎高等農林学校として設置され、昭和19年宮崎農林専門学校と改称、戦後の昭和24年宮崎大学農学部となって、昭和60年に学園木花台に移転するまでこの地にありました。

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その向かい辺りにある手作りの店ROPA。古い建物を利用しているようですが、詳細は分かりません。

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宮崎神宮から平和台公園に向かう途中、下北方町で見かけた建物群。
何かの施設っぽい雰囲気もあるのですが。

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市内中心部に戻ってこれは有名な宮崎県庁。
昭和7年、置塩章の設計、大林組の施工で完成した庁舎です。
同年には神戸に国立生糸検査所(KIITO新館)が完成しています。

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休日なので業務は休みですが、玄関ホールまでは入れてもらえました。

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警備員の窓口です。大理石の装飾などを見ることができます。

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県庁前の通りには道を覆うようにクスノキの並木が連なっています。
県庁舎が完成した後、昭和8年に旧知事公舎などに植えられていたクスノキ28本を移植したそうです。
そういう説明をしたプレートが昭和62年に設置されていました。当時で樹齢100年ほどとのことなので、今では樹齢130年ほどでしょうか。
街路樹は安全性を考えて刈り込まれることが多いので、このような堂々たる並木が残されているのは貴重ですね。

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その並びに宮崎県の道路元標もありました。

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ちょっと珍しいタイミングだったのは、宮崎県庁5号館。
昭和元年(1926年)に建てられた旧宮崎農工銀行の建物で、約70mの曳屋が前年初めに終わり、この時はまだ改修工事が続いていました。2021年に登録文化財になっています。

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県庁の向かいにはかつて県の公会堂がありました(大正12〜昭和44年)。
跡地は昭和45年に県庁南庭園となっています。

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ちょっと気になったもの。
擬木のようですが、餌場?

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まちなかに残る蔵。昭和5年の地図を見ると日高三郎さんという方の邸宅のあたりのようです。

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最後に、JR宮崎駅にあった顔ハメ看板。
天照大神、月読命、須佐之男命の三貴人に、皇紀2679年と表示されていて、今も建国神話が観光の核になっていました。

今回は雑多な内容ですが、これで宮崎市編を終わります。
余力があればいずれ延岡編、日向市編、美々津編なども書きたいと思います。

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