下鴨中川原児童公園(京都市左京区)
京都市街北部の近代の公園めぐりの続きです。
あおい公園(旧下鴨膳部公園)の後、中川原公園(昭和12年)、正式には下鴨中川原児童公園を訪ねました。
写真は、途中で見かけた2階建て洋館付きの大きな建物です。
売り家になっていました。旅館などされていたのかななどとも思ったのですが、窓は割れていますし、かなり傷んでいます。
今はどうなっているのでしょう。
訪問日:2019年2月9日
途中見かけた不自然な空き地。
道路予定地にこういう状態の土地があったりしますが、近年廃止された計画道路の図を見てもここは載っていませんし、どういう経緯なのかは分かりません。
南北に帯状に続いています。
そこを抜けて中川原公園に着きました。
昭和12年の公園ということで期待したのですが、あまりそれっぽい雰囲気はありません。
公園の門は煉瓦タイルの新しいものです。
訪れたのが真冬というのもありますが、すっきりした公園内です。
ネット上の情報によると、以前は鬱蒼としていたのが、2018年の台風でスズカケノキの大樹が倒れ、安全のために他の木も刈られてこの状態になったようです。
強いていうと、藤棚下のこの分厚いコンクリートのテーブルが昔ながらのデザインかなと思います。
砂場は縁の丸いタイプです。
ベンチは真ん中の凹んだコンクリートベンチ。
昭和中期ぐらい?
おなじみのお地蔵さんもあります。
ここは延命地蔵さんです。
手洗い場は新しそうで、ビー玉を埋め込んだデザインに手作り感があります。
コンクリートブロックを積んだようなトイレ。
青海波ブロックが窓に使われています。
この表裏どちらからも使える手洗いは他の京都の公園でも見ました。
今は珍しくなってしまったジャングルジム。
そして京都でおなじみの人研ぎ滑り台もあります。
公園内はこんなところで、国旗掲揚台など古そうなものは見つけられませんでした。
近くにあった2階建て洋館付き住宅。
やはり古い公園の近くには古そうな建物があります。
この日は最後に下鴨森ガ前児童公園に行きましたが、それは既に記事にしましたのでそちらをご覧下さい。
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