地蔵本児童公園(京都市左京区)
一乗寺公園の後は、第二太田川・疎水分線を下ったところにある地蔵本児童公園(昭和13年)を訪ねました。
(途中、マヤルカ古書店があります)
ここはアールデコ・デザインの門がきれいに残っているようです。
手前に開くようにカーブさせた門壁に、カーブさせた花壇を組み合わせ、丸窓を2つずつ。
金属は後から付け直しているかもしれませんが、どうなんでしょう。
これは南側の入口です。全部で3ヶ所の入口がこの形でした。
訪問日:2019年2月9日
地蔵本児童公園と縦書きの銅板っぽいプレートがはまっています。
丸窓には井の字の格子。これは北東側の門です。
疎水分線から見るとこういう位置関係です。
奥が地蔵本児童公園。
こちらは北東入口。全く同じデザインの門です。
北東入口の門の左側。
この角度が形が分かりやすいでしょうか。
花壇に2本の線を入れているのがアクセントになっています。
こちらは西側入口。同じデザインで、どれもきれいに残っています。
間の柵はコンクリートの角柱を鉄パイプと低い壁でつないでいますが、角だけは五角形の柱でした。
破損した柱。内部の鉄筋が露出しています。
この公園で門以外に気になったのはこの遺構です。
今では何の役目も果たしていませんが、形からして国旗掲揚台ではないでしょうか。
背面側から見たところです。
柱を取り付ける凹みがあれば確実なのですが、それは確認できません。
あと謎の石柱。
この石柱はこの場所にあります。
それ以外に気になるものは見つけられませんでした。
京都の公園でよく見かける人研ぎの滑り台。
円形の砂場。公園は手前(東)半分に遊具があり、奥(西)半分がベンチのある広場です。
コンクリートのベンチ。昭和中期ぐらいか。
ネット情報では、かつて市電車両が児童館として置かれていたらしく、その状態が見られなかったのは残念です。
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