北木島の金風呂(岡山県笠岡市)
岡山県の笠岡諸島の旅で北木島の話の続きです。
(写真は実際回った順とは異なります)
豊浦からさらに先の金風呂(かなふろ)集落を目指します。
この両集落の間が最も盛んに採石が行われていた地域のようです。
この池、何かなと思ったのですが、バイパス(手前の道)ができたために海が区切られてできた池だそうです。
北木島のトレビの泉という別称まで付けられているらしいです(どれだけ広まっているかは不明)。
捨て石の浄化作用で水が澄んでいるのだとか。
他に今回通らなかった場所で、北木島のベニスと呼ばれる船溜まりもあるらしいです。
バイパスではなくて山手の道を取ると採石場の前を通って行きます。
こちらは馬城採石場。
建物の向こうに採石場跡と丁場湖(地下深く掘り進んだ穴に水が溜まったもの)が見えます。
さらに隣に北木の桂林(今岡丁場跡)という場所があります。
わざわざ書いてあるので一応観光地となっているようです。
なお、なぜ桂林かというと、削り残されている岩が屹立して、中国の観光地の桂林を思わせるからだそうです。
ここにも丁場湖があります。水深は40mあるそうです。
別の入口から。
丁場跡には立入禁止のロープが張られています。
逆にいうと、ロープの手前までは行ってもいいのかなと判断しました。観光ののぼりも立っていますし。
道の脇にはこんなものも。
採石の島らしく、削岩機の店があったのですね。
さてここから金風呂の集落。
この写真は通り過ぎてから振り返って撮っています。
左手の大きく山肌が削られているあたりがさっき通ってきたところです。
そして右側の湾奥が金風呂の集落です。
ここには現役の鶴田石材さんの採石場があります。
しかも、奥に階段が見えていますが、観光用に展望台まで設置されています。
ツアーに申し込まないといけないのかなと思って私は今回はパスしていたのですが、予約するか昼休みの12〜13時なら見学できるらしいです(有料)。機会あればぜひ見たいと思います。
>詳しくはこちら→ 鶴田石材HP
現地に看板があって、実は裏から見るとこんなことになっています。
奇観ですね。
この方が社長さんでしょうか。
北木石が使われている建物の一部が紹介されています。
大阪だとこの中央公会堂の他に、北浜の証券取引所や南海の難波駅などにも使われているようです。
現役の採石場なので、こういう標識も出ています。
数字がちょっとイメージできません。
と、以上の採石場(跡)を衛星写真で見ると、こんな風に穴ぼこだらけです。
さて、金風呂の集落についても少し。
金風呂はなぜか空襲を受けているそうです。
私は通り過ぎてしまったのですが、このストアーつるたの向こう側に昭和20年代後半から昭和42年まで営業していた木造の映画館を転用した「光劇場」があって、上映施設として利用されているそうです。
予約すれば見学できるらしいですよ。
>詳しくはこちら→笠岡市HP
現在の北木小学校には石の二宮尊徳像がありました。
背面に「紀元二千六百年記念 昭和十五年四月建之 金風呂青年團」と刻まれています。
せっかく自転車なので、金風呂からもう少し足を伸ばしてみます。
途中、石材の置き場などもあって、「ああ、山羊の石像などもあるのか」などと思っていたら本物で少しびっくりしました。
ここまで来ると目の前に白石島が見えます。
その向こうに見えるのは本州です。これぐらい近い。
白石島との海峡は川みたいです。
こんな標識があって何かと思ったら、海底の水道管がここを通っているという表示でした。
うっかり切ったら大変なことですものね。
最後にもう一つの丁場湖。
ここは手前が金網になっているので見やすくてお勧めです。
石を吊り下げたのか、簡易なクレーンのような遺構もあります。
自転車でないとちょっと遠いですが。
北木島及び笠岡諸島の記事としては以上です。
この後、大浦港まで戻り、定期旅客船で笠岡に戻りました。
今度は真鍋島まで行ってみたいなと思っています。
次回、笠岡の話が少し続きます。
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日常旅行日記「笠岡諸島へ」
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