笠岡諸島へ(岡山県笠岡市)
6月に岡山県の笠岡に立ち寄りましたが、その時に行けなかった笠岡諸島に行くため、青春18切符の最後の一枚を使って再び笠岡にでかけました。非常に暑い日でした。
上の写真は笠岡港(住吉)です。
正面に前回訪ねた古城山(公園)が見えています。
訪問日:2019年9月8日
笠岡駅から地下道をくぐって約5分、笠岡港の住吉のりばには、「みなと・こばなし」という名前のきれいな旅客船ターミナルが建っています。ちょっとした地域特産品売り場もありました。
笠岡諸島への定期旅客船はここから発着しています。フェリーは10分ほど離れた伏越のりばから発着しています。
住吉のりばの横には「国立公園入口」と書かれた石柱が海に向かって建てられています。
ここが瀬戸内海国立公園の玄関口ということでしょうか。
(帰りに撮りました)
笠岡諸島への航路図です。
船のタイプとしては3種類、定期旅客船の普通船と高速船、フェリーがあります。
定期旅客船は三洋汽船のみで、フェリーは三洋汽船、金風呂フェリー、大福フェリーの3社が運航しています。
おおまかに言って、高島・白石島・北木島・真鍋島に行く系統と、飛島・六島に行く系統(普通船のみ)があります。
今回私が乗ったのは前者のみ。
時刻表はこちら。フェリーも含めれば結構便数はあります。
土曜日の1便ずつだけ、真鍋島から香川県の佐柳島までつながっていて、そこから多度津まで渡れることになります。
まず普通船で白石島まで行くことにしました。
乗るのはこの船、ぷりんす号です。定員110人。
次に止まる島にランプが灯るようになっていて、アナログな感じが良いです。
船は1997年の建造と表示されています。
船室はなんとなくホテルのような雰囲気。
冷房も効いていますし、ほとんどの人はこちらに座りますが、窓ガラスが曇っていたので、私はデッキの方にいました。
こちらがデッキ。各島に運ばれる荷物などが置かれています。
「みなと・こばなし」で容器置き場を見ましたので、給食も船で運ばれたりするみたいです。
三洋汽船は笠岡が本拠地なので、待機中のいろんな船が係留されています。
こちらは多度津から佐柳島を運航していた新なぎさ号。6年前に高見島・佐柳島に行ったので、乗ったことがあるかも。
瀬戸内クルージングのフェリー、ゴールド・フェニックスも。
船はしばらく静かな湾内を走り、橋のかかる瀬戸を通過します。
ここは元々島でした。
最初の寄港地は神島外浦港。
元々は島だったのですが、広大な埋め立てによって地続きになっています。
ここに車を停めて船に乗る人も多いようです。
慣れたもので、ここはタッチ&ゴーですぐ出港。
少し離れて見た神島。
外浦には小さな丘があって、ここに洋館があったらとても似合うと思いました。
お寺が建っています。
次の寄港地は高島。
スパッと切られた採石跡のところに船着き場があります。
高島港を出た船はぐるっと高島を回り込みます。
南側にも石切り場の跡が見られました。
このあたり島が密です。
すぐに見えてくる白石島。
正面は海水浴場の砂浜なので、船は反対側に着きます。
退屈する間もなく、35分で白石島に到着しました。
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日常旅行日記「古城山公園」
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