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2019年7月14日 (日)

隅田川沿いの建物など(岡山県笠岡市)

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笠岡の街歩きの続きです。
再び称念寺橋からです。
この下を流れるのが隅田川です。
この隅田川を上流に向かって歩いて行きます。

訪問日:2019年6月30日

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川を遡る前に少し下流側。
ちょっと変わった建物がありました。
壁面が石貼りでアールになっていて、一部タイル貼りです。
関藤建設株式会社と書いてあります。
施工技術の宣伝も兼ねてのものでしょうか。

もしかして石材は北木石?

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改めて隅田川を上流へ。
隅田川には所々石橋が架かっています。
かなり昔からありそうです。

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変わった壁面のお宅がありました。休憩所のような設えで、所々本業タイルなどもはめこまれています。
お店なのかと思って伺うとお店ではないそうで、10年ほど前に(日本)鋼管の耐火煉瓦が県北で売りに出ていると聞いて買いに行き、工務店で施工してもらったそうです。日本鋼管は今はJFEスチールになっていて、笠岡やすぐ隣の福山の埋立地に巨大な工場があります。
地元にちなんだ素材をこうして活かしてるのは良いですね。

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本業タイルは20年ほど前に入手したとのことでしたが、出所の詳細は不明です。

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隅田川の東側、少し入ったところにあった住宅。
下見板張りです。元は工場ではないでしょうか。

 

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ここは元商店でしょうか。
短いアーケードがかかっています。

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川は県道34号線を渡ってまた北上します。
このあたりからしばらく、川の両岸がきれいに修景されています。
大仙院の前に架かる大仙橋。
親柱と欄干が古くて、明治45年と書かれています。

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川沿いに祠もありました。
水神さんでしょうか。

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古そうな町家。
2階の腰の部分に漆喰で枝のような模様が描かれています。
この地域ではこの部分の装飾に凝っているのかもしれません。
鞆の浦でも各種見ました。

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ちょっと隅田川から逸れますが、こういう連続模様があったり

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こういう松皮菱の模様も見ました。
なまこ壁の変形と言えるでしょうか。

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さらに上流に進むとノコギリ屋根の工場。

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ここで旧道と隅田川がクロスして分かれます。
さらに別の道も交差しているので、欄干が双曲線を描くように配置されていて橋らしくなくなっています。

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橋の親柱や欄干は昭和初期っぽいですが、橋名の板が金属供出されたのか名前はありません。

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旧道が分かれているような場所がありました。

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石橋がそのまま使われています。
この先は町外れになっていくのでこのあたりまでで引き返しました。

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おまけ。笠岡で見かけた瓦。
菊の花が立体的な透かし彫りになっていてとても繊細です。

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コメント

びんみんさん、お久しぶりです。岡山の案内楽しみました。私にとっては全く未知の場所ですが、またゆっくりと拝見したいと思います。何だかタイムスリップした感じです。因みに7月14日は私の誕生日でした。お元気でまたの更新を楽しみにしています。

投稿: まあちゃん | 2019年7月15日 (月) 18:11

まあちゃんさま、お久しぶりです。
またご覧下さい。
お誕生日だったのですね。おめでとうございます!

投稿: びんみん | 2019年7月16日 (火) 07:47

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