西町児童公園(京都市上京区)
衣笠南道児童公園の後は、紙屋川に沿って1.3km一気に下り、西町児童公園を目指します。
途中、北野天満宮の脇を通り、ここから天神川と名前が変わります。近くに小松原児童公園がありますが、それは以前に行きましたのでパス(ラジオ塔のある公園です)。
西町児童公園は天神川から道路を挟んですぐ東側です。
この写真は北西角からで、右側を天神川が流れています。
訪問日:2018年9月22日
見た瞬間、これは思うのは、公園のコンクリートの柵(塀?)。
この写真はメインと思われる北側の入口で、門柱に向かってアール、てっぺんもアール、門柱にはドームと何重にも丸みを帯びています。
門柱から柵に連続する造形がそのまま残っています。
この写真では分からないかと思いますが、公園をぐるっと取り巻く柵が残っています。
公園名は右からの文字で「西町兒童公園」。
完璧ですね。おそらくオリジナルでしょう。
そして西側の入口も小さいながら、カーブして人を呼び込むデザインです。
所々にアクセントのように角張った柱が連続しています。
公園全体を北東側から見たところ。
残念ながら中の見どころはそれほどないのですが。
ここにも脚がアーチのコンクリートベンチがありました。
他にもあります。
ここも人研ぎの滑り台。
要注意は、滑り台の横にコンクリートの基礎みたいなのがあること。
何の痕跡でしょう。
ちなみに途中で見た一条橋。
親柱は昭和14年と書かれていました。
このあたりの天神川はまっすぐで随分、行儀の良い流れです。
しかし、恐らく昔は暴れんぼうだったんでしょうね。
地図を見ると、公園の東側の道が折れているのが気になります。
もう少し北の大将軍八神社のあたりでは、川が西に振ってますので、その次は東に振りそう、と考えるとこの公園のあるのは旧河道ではないのでしょうか。そういう場所に公園を持ってきているように思われます。
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