« 衣笠南道児童公園(京都市北区) | トップページ | 一条町児童公園(京都市上京区) »

2019年1月30日 (水)

西町児童公園(京都市上京区)

180922nishipark0 衣笠南道児童公園の後は、紙屋川に沿って1.3km一気に下り、西町児童公園を目指します。
途中、北野天満宮の脇を通り、ここから天神川と名前が変わります。近くに小松原児童公園がありますが、それは以前に行きましたのでパス(ラジオ塔のある公園です)。

 

西町児童公園は天神川から道路を挟んですぐ東側です。
この写真は北西角からで、右側を天神川が流れています。

 

訪問日:2018年9月22日

 

180922nishipark1 西町児童公園は昭和16年に開設された公園です。

 

見た瞬間、これは思うのは、公園のコンクリートの柵(塀?)。
この写真はメインと思われる北側の入口で、門柱に向かってアール、てっぺんもアール、門柱にはドームと何重にも丸みを帯びています。

 

180922nishipark2 門柱から柵に連続する造形がそのまま残っています。
この写真では分からないかと思いますが、公園をぐるっと取り巻く柵が残っています。

 

180922nishipark3 公園名は右からの文字で「西町兒童公園」。
完璧ですね。おそらくオリジナルでしょう。

 

180922nishipark4 東側の入口。

 

180922nishipark5 そして西側の入口も小さいながら、カーブして人を呼び込むデザインです。
所々にアクセントのように角張った柱が連続しています。

 

180922nishipark9 公園全体を北東側から見たところ。
残念ながら中の見どころはそれほどないのですが。

 

180922nishipark6 ここにも脚がアーチのコンクリートベンチがありました。
他にもあります。

 

180922nishipark7 三本脚のコンクリートベンチ。
珍しいですね、三本脚は。

 

180922nishipark8 ここまでくると意味不明な遺構。
何とも判断付きません。

 

180922nishipark10 ここも人研ぎの滑り台。
要注意は、滑り台の横にコンクリートの基礎みたいなのがあること。
何の痕跡でしょう。

 

180922nishipark11 砂場は変わった形です。状態が良く、比較的新しそうです。

 

180922nishipark12 ちなみに途中で見た一条橋。
親柱は昭和14年と書かれていました。

 

180922nishipark13 このあたりの天神川はまっすぐで随分、行儀の良い流れです。
しかし、恐らく昔は暴れんぼうだったんでしょうね。

 

地図を見ると、公園の東側の道が折れているのが気になります。
もう少し北の大将軍八神社のあたりでは、川が西に振ってますので、その次は東に振りそう、と考えるとこの公園のあるのは旧河道ではないのでしょうか。そういう場所に公園を持ってきているように思われます。

 

<関連記事>
 日常旅行日記「近代の公園目次」

|

« 衣笠南道児童公園(京都市北区) | トップページ | 一条町児童公園(京都市上京区) »

日常旅行(京都)」カテゴリの記事

公園」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 西町児童公園(京都市上京区):

« 衣笠南道児童公園(京都市北区) | トップページ | 一条町児童公園(京都市上京区) »