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2016年10月22日 (土)

小豆島・草壁本町から安田へ

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小豆島の草壁本町の近くで見かけた持ち送り。
よく見ると花とトゲのある茎が表現されていて、工芸的です。ノイバラでしょうか。

 

草壁本町を歩いた後は、バスで小豆島北東部の港町・福田に向かおうとしたのですが、ここでハプニング発生。腕時計の時間がずれていて、バスに乗り遅れてしまったんです。
幸い、瀬戸芸期間ということでバスが増発されていて、2時間待ちぼうけということにはなりませんでしたが、それでも次のバスは1時間後です。
せっかくなので次のバス停まで旧道を歩くことにしました。

 

これが意外な収穫になりました。

 

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まず出会ったのが片城橋。
別の親柱に昭和2年と書かれています。

 

160731kusakabe12 ※クリックすると拡大します

 

全体として、こんな風に親柱と一部欄干が残っています。
もう少し先に新しい片城橋があったので、移設されたのかと思いましたが、地図をよく見ると旧片城橋を通る旧河道が確認できます。おそらく河川改修によって河道が直線になり、新たに橋が架けられたのですね。

 

160731kusakabe13 ※クリックすると拡大します

 

佃煮工場の島乃香(株)片城工場の通用門跡?
大正風なデザインです。

 

160731kusakabe14 ※クリックすると拡大します

 

さらに進むと大きな敷地が見えてきました。
歯科医院です。

 

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下見板張りの建物があって、旧診療所かなと思いました。
戦後っぽい質感です。

 

160731kusakabe15 ※クリックすると拡大します

 

カラフルな石で門柱が作られています。

 

160731kusakabe16 ※クリックすると拡大します

 

破損した部分から煉瓦が顔を見せていて、壁が煉瓦造であることが分かります。

 

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さらに不思議な建物が。
「内海町片城車庫」と書かれています。
何の車庫なんでしょう。ボンネットバス?

 

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車庫本体の前に、かわいらしい建物が附属していて、こちらは事務所でしょうか。

 

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斜向かいにはロープウェイの車両を転用した集会室がありました。
寒霞渓ロープウェイの車体らしいです。
オリーブ畑の中に置かれた車体は、窓が大きくて眺めが良さそうですね。

 

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安田の町に入ったところで、洋館+和洋折衷住宅がありました。
好みの住宅です。

 

バスに乗り遅れたおかげで、得る物の多い時間になったと思います。

 

 

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