荒井の宝めぐり(高砂市)
高砂市営住宅を2つ回った後、とくに目当てはないのですが、旧集落の荒井を見に行ってみました。
荒井は法華山谷川の左岸三角州に位置する集落です。農業のほか塩田の塩業が盛んだったそうですが、江戸時代後期には廃れ、代わって棉作が盛んになりました。港町でもあります。近代に入ると塩田跡には野田醤油(キッコーマン)などが進出して海岸部は工場地帯になりました。
旧道の入口にあるアーケード。こういう一店だけでやっているアーケード、時々見ますね。
まちなかに「ふるさと宝の地図」というものが掲示されていて、探訪のヒントになります。以下、かなり参考にさせていただきました。
寛政12年の道標。読めない。
その隣に荒井村道路元標がありました。
このあたりが村の中心ということか。
銅の雨樋です。
屋根にぴったり沿わせて曲げているところが見どころ。
波を思わせるブロック塀。
2種類のブロックを使っているだけですが、センスを感じます。
荒井神社の門。
洋風の住宅もありました。
玄関回りも良い感じでした。
高砂でよく見かけるカラス?鷹?の瓦。
羽根の一枚ずつまで表現して芸が細かい。
若干ポーズが違う。
身体を翻しています。
反対側にももう一羽。
素晴らしい瓦です。
最後に石臼を再利用した塀。
こういう再利用はたまに見ますね。
これでもかとばかりに使っています。
旧集落は宝がいっぱいあって、興味が尽きません。
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