« 国東半島芸術祭バスツアー(大分県) | トップページ | 中津の洋風建築など(大分県中津市) »

2014年12月24日 (水)

中津の汐湯(大分県中津市)

141102shioyu01
九州の旅の続きです。
国東半島芸術祭を見た後、北九州の門司に向かう予定があったので、途中の中津市に泊まりました。
泊まったら街歩きも。半日ほど、街を歩きました。

駅でもらった観光ガイドを見て、気になったのが汐湯という施設です。
海水を湧かした銭湯とのこと。別府に続いての銭湯です。
レンタサイクルを借りるほどでもなさそうなので、アーケード商店街をたどりながら、中津城・中津川の近くにある汐湯にたどり着きました。

左奥が汐湯の建物で、昭和30年代の建物。
右が同じ経営者の割烹料亭で、大正時代の建物です。
もともと明治15年に割烹料亭でスタートし、明治29年頃に「中津海水湯」として海水を湧かしたお風呂を始めたそうです。

141102shioyu03
中津海水湯の明治29年時の石柱が残っています。

141102shioyu05
さて入ります。
汐湯の建物は飾り気が少ないですが、タイルの丸柱があります。

141102shioyu06
脱衣場からしていい雰囲気を出しています。

141102shioyu07
木製ロッカー。

141102shioyu08
広告も古いまま。
銭湯資料館みたいです。

141102shioyu09
もう一枚の広告。とてもレトロ。

141102shioyu10
他にお客さんがいなかったので、洗い場も撮りました。
奥の中津川堤防に向かって全面ガラスの明るいお風呂です。
手前が真水のお風呂で、奥が海水湯になっています。海水は少し濁りあり。

141102shioyu11
モザイクタイル絵が描かれています。
ぶどうと子どものモチーフです。
(アダムとイブではないですよね)

141102shioyu12
風呂上がりには涼めるように、建物脇に広い涼み台が用意されています。
夏だったら川風に吹かれて気持ちよさそう。

141102shioyu13
汐湯の川側の外観はこうなっています。
浜辺のような。

141102shioyu14
もうひとつ。
この汐湯は2階が休憩所(別料金)になっています。

141102shioyu15
休憩所は2部屋に分かれていて、それぞれにこたつがありました。
ここからは中津川の堤防が窓の高さにあって、パノラマの眺めになっています。

141102shioyu16
もう一つの部屋。
のんびり休憩して、またお湯につかってという過ごし方ができます。
この日はあまり余裕がなかったのですが。

141102shioyu17
天井には天井扇。

141102shioyu18
縁側的なスペース。
使い込まれています。

141102shioyu19
備品がレトロで、これは煉炭ストーブ?火鉢?でしょうか。

141102shioyu20
洗面台も古いのが付いています。

とてもぜいたくに過ごせる銭湯です。

<関連サイト>
 中津市HP「汐湯」


※水色のマークが汐湯の場所です

|

« 国東半島芸術祭バスツアー(大分県) | トップページ | 中津の洋風建築など(大分県中津市) »

国内旅行」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 中津の汐湯(大分県中津市):

« 国東半島芸術祭バスツアー(大分県) | トップページ | 中津の洋風建築など(大分県中津市) »