曽根の街並み(兵庫県高砂市)

5月の高砂の木造市営住宅を訪ねる旅、書き漏らしていましたが、山陽電車のシーサイド1dayチケットを使いました。大阪からだと往復するだけで得です。
せっかくなので、地図を見て気になった曽根の集落も歩きました。

曽根には曽根天満宮という大きな神社があります。
天満宮なので菅原道真公にちなむのですが、ここの場合は、道真公が太宰府に左遷されて向かう途中に寄港し、近くの日笠山に登り、そこにあった小松を植えたものが「曽根の松」という立派な松に育ったそうです。のちに四男がゆかりの地を訪ねて神社を建てたのが始まりという伝承です。

この神社の周囲の塀には、高砂市内で産する竜山石が使われていました。
赤、黄、青の3色あるのでとてもカラフルです。

昔はこのあたりが海岸線だったのか、神社の東には松原が続いています。

さて、曽根の集落は、神社の北側にあります。
天川の東側です。産業としては、江戸時代から戦後にかけて製塩業、明治中期にマッチ製造業、大正期に煉瓦工場があったようです。
立派なお屋敷が豊かさを感じさせます。

観光地ではないですが、白壁の落ち着いた街並みがあります。

集落に入ると狭い道が入りくんでいます。

しゃれた窓手すり。

まちなかを歩いていると煉瓦塀がありました。
大正4年煉瓦製作所、大正5年中播煉瓦、大正6年大正煉瓦が設立されたとのことですので、もしかしていずれかの煉瓦が使われているのでしょうか。刻印は見つけられませんでした。

この煉瓦塀、結構長いです。

角にショーウィンドウがある建物。

ショーウィンドウには細かなタイルが使われています。

古い時計屋さんもあります。

玄関に炭を吊す家。
でも調べてみると風水の考え方である(浄化)らしいので、地域の風習ではないのかも。

とても大きな持ち送り。
といっても比較対象がないとスケール感がないですね。
通常の倍ぐらいの大きさです。

型板ガラスのはまった玄関。
シンプルな美しさ。

和風の立派な門。
細い桟を光と風が抜けて軽やかです。

古いかまぼこ型の銅製玄関灯。

これも古そうな台形の玄関灯。
集落の細い道を歩きながら、街並みを味わう楽しみがありました。
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<関連記事>
「竜山石を訪ねて(1)石切場めぐり」(2013年4月)
「竜山石を訪ねて(2)石工の村」(2013年4月)
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