山王の非日常ツアー、梅田哲也さんの「O才」(大阪市西成区)
西成区を中心にアートイベントを仕掛けておられるBreaker Projectの展覧会に参加してきました。
今回は梅田哲也さんのフィールドパフォーマンス+展覧会「O才」です。
3年前、新・福寿荘を舞台に行われたプロジェクトが、今回は山王エリアに拡大します。
最初から最後まで梅田さんに翻弄されて歩き回り、あちこちで非日常的なことが起こります。もともと山王には非日常的な面もあるので、どこまでが作品か分からなくなるのが楽しめました。
ネタバレしてしまうと新鮮さがないので詳しく説明できませんが、街歩き好き、建物好きの好奇心をくすぐる展示ですので、そんな方にぜひ体験していただけたらと思います。
事前申込みが必要です!
空いてたら当日参加もできるみたいです。
■開催概要(公式HPより)
|日 時|2月22日(土)、23日(日)、2月28日(金)
3月1日(土)、2日(日)、7日(金)、8日(土)、9日(日)
|会 場|大阪市西成区山王一帯
|出発時間|14:00〜16:00(開催時間は18時まで)※鑑賞時間はお一人2時間となります。
|出発場所|山王郵便局横 空き地
|料 金|1,000円 (中学生以下 無料)
|定 員|各日50名 (要申込・先着順)
>公式HP(申込みもこちらから)
山王はこんな街並み。
細い路地が縦横に走っています。
山王町改正番地図という古い地図。
いつ頃なんでしょう。
戦後期に急造された建物が多いような気がします。
お地蔵さんがあちこちに祭られています。
建物好きの方のために1つだけネタバレしておくと、
飛田会館の見学が組み込まれています。
昭和8年の建築?
木の階段が素晴らしいです。
「O才」については以上にしておきますが、
他にもエリア内のkioku手芸館「たんす」では、呉夏枝さんの展覧会「光のけはい、ゆらめく影」が開催中でした。
元タンス屋さんで、タンス作りの道具なども展示されています。
編むワークショップの参加者による人形なども展示されています。
また新・福寿荘のアートスペースジューソー/#13では、松尾宇人さんの写真インスタレーション、mizutamaさんのtokoro展が開催中です。
松尾さんの作品は車のフロントガラスに向けてセットしたカメラで、走りながら30分間の長時間露光をしたものです。では、自分たちは30分間の経験をどう記憶しているのかと考えさせられる作品になっています。
(関連記事)
「新・福寿荘を探検」
「新・福寿荘で音の展覧会「まほろば荘」」
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