夏の香川・島めぐり(20)豊島の片山邸ディテール
香川県の豊島の甲生(こう)集落にある片山邸のつづきです。
今回はディテール。
まずは引手からです。
七宝の引手。花とつるが表現されています。
これも七宝でしょうか。
菊の花。
螺鈿の菊の花。
牡丹のようなのですが、この写真では不明瞭です。
装飾名としての七宝あるいは木瓜紋。
漆塗りでしょうか。
たぶん桐の引手。
(90度回転させました)
楕円の菊の引手。
桜と桐など。
続いて、釘隠です。
松竹梅。
定番の鶴。
柔らかい表現です。
ちょっと面白い切り取り方の松。
仏具のような釘隠。
欄間はさすがに材木商だけあって、ここまで凝ったものを使っています。
まるで見本帳みたい。
松皮菱の欄間。
シンプルですが、かなりめんどくさいのでは?
小七宝の障子欄間?
斜め格子をずらした障子欄間?
最後に桜の花びらが入った小さなドアノブ。
非常に凝った細工の数々で素晴らしい建物でした。
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