夏の香川・島めぐり(19)豊島の片山邸

豊島の甲生(こう)にある片山邸を紹介します。
訪ねた時には、お屋敷を使って「豊島MEETING art in 片山邸」というアートイベントを開催中でした。
片山家は江戸末期から明治にかけて、材木商として財をなしたそうです。
あちこちで古民家を見せていただきますが、やはり材木商のお屋敷は期待感が高いです。
結論から言うと、島で一番の見どころかも。
江戸時代に高松や津山の殿様が船で遊びに来たとか、勝海舟や坂本龍馬が海援隊とともに来たとか、かなりの格です。
高度成長期には大阪の千里の山を買って・・・という噂を聞きましたが、ほんとかどうか。

片山邸はこんな立派なお屋敷です。
塀が延々と続いています。
この石垣が面白いのです。
角は黒っぽい石の亀甲積みです。

途中から御影石の整層野石積みに変わります。

さらに乱積みに変化。

最後は黒っぽい石に変わります。たぶんこの部分が一番古い。
たびたび増築されてきたということでしょうか。

玄関は東寄りにあって、そこから入ります。

玄関には本業タイルが敷き詰められています。

もう少し拡大するとこんな図柄

もう一つ奥にも別の本業タイルが敷かれています

大きな石の水盤

座敷はこんな感じで連なっています。
母屋は江戸時代末期の建物です。

樹齢700年というソテツが庭の主です。

生き物のような奇岩があちこちに配されています。

廊下をまたいで書院へ。

書院の床の間。
材木商らしく、床柱には奇妙な木を使っています。

一番奥(西寄り)には、離れの茶室があります。

中庭にも灯籠などが配されています。
省略しましたが、裏庭も結構広いです。
広いだけでなくてディテールもすごいんです、というのを次回紹介します。
より大きな地図で 瀬戸内国際芸術祭2013 を表示
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