夏の香川・島めぐり(18)豊島の甲生を歩く
豊島探訪の日、あいにくの雨だったため、レンタサイクルはあきらめてバスにしました。
島の南岸にある甲生(こう)の集落を目指します。
島は前回の家浦、北東の唐櫃(からと)そして今回の甲生の3地区に分かれていて、それぞれに違うらしいです。今でこそ車があるので行き来しやすいですが、昔はむしろ海を通じての対岸との関係がメインだったかもしれませんね。
雨が降るとこういう塀などしっとりしていいのですが、それは後から思うこと。
お天気のせいもいくらかはあるにしても、外に開けている家浦に比べて、落ち着いた集落です。
他の旅行者に勧められた竹の展示は雨天のため中止。
こちらの会場は私一人が観客でした(スタッフも不在)。
雨宿りしながらこの空き家での作品を見ていると、取り残されたような不思議な気分になります。
窓の向こうに草。
天然ステンドグラス。
樋の上にも小さな植物。
天然盆栽。
海岸へと続く道は湿地の中を抜けています。
海岸の作品。
海の向こうには春に訪れた男木島が見えます。
ちょうど男木島灯台が真正面にあるはずなのですが。
港にはたこつぼが積まれていたので、タコ漁をしているのでしょう。
漁港を望むように妙見宮がありました。
港町の風景です。
船を引き上げるための装置。
滑車を使っていたりして面白い。
巻き上げ装置の本体。
漁村住宅の看板がありました。
そういう住宅もあるんですね。
レトロな雰囲気が良いです。
2010年に作られた、旧公民館を利用した作品。
建物の老朽化のため、今回で展示は終了予定だそうです。
建具のトンネルが作られています。
トンネルはそのまま向こうの田んぼへ。
その両サイドに部屋が分割されているという面白い構造です。
建具のコレクションは、私などにはとても興味深いです。
このちょっと面倒な錠は昔よくありましたでしょう。
ペンギンマーク。
鬼マークってどこのメーカーでしょう。
この日はちょうどサクソフォーン・アイランドというイベントで、大阪音楽大学の学生さんグループが2部屋に分かれて、懐かしい音楽をちょっと前衛的に演奏していました。
この後、他の旅行者に勧められた旧片山邸を訪ねました。
芸術祭とは別イベントの「豊島MEETING ART in 片山邸」で、公開されていたものです。
この建物がすごいので、次回じっくり紹介したいと思います。
より大きな地図で 瀬戸内国際芸術祭2013 を表示
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