大阪府庁の正庁の間ほか(大阪市中央区)
夏のある日、休みを取って、水・金のみ公開されている大阪府庁の「正庁の間」を見学しました。(とても遅ればせながら)
大阪府庁の建物については、以前に紹介したことがあります。
大正15年に建てられた建物です。
>「府庁をじっくり 〜大大阪にあいたい(5)」(2007年)
正庁の間は5階にあり、かつて年末年始の行事や人事発令・式典に使われていたそうです。
修復工事を経て、2012年1月25日から公開されています。
天井には大きなステンドグラスやシャンデリア、装飾も多く、きらびやかな空間です。
この日は他に誰もいなかったので、この部屋にひとり贅沢な時間を過ごしました。
天井のステンドグラスは、落下防止のため、8mm厚の透明プラスチックで保護されています。違和感はありません。
天井ステンドグラスとしては、国会議事堂の参議院議場に次いで国内最大級だとか。
窓越しに大阪城天守閣が見えます。
窓にもステンドグラスがあります。
使われているステンドグラスは、アメリカ・ココモ社のキャセドラルグラス(単色透明)とオパールセントグラス(乳白色と他の色が混じり合った模様)と解説にありました。
床は寄木です。
屋内なのに、玄関ポーチのような装飾。
壁には天使のメダルのようなものが飾られています。
同じく、こちらは歯車を持っています。
ついでに館内も見学しました。
まずオフィスの扉です。新しいもの、古いもの、いろんなタイプがあります。
部屋番号の表示は、ホーローのようです。
換気用の窓のようなもの?
階段は手すりに厚みがあります。
丸みがあって味があります。
階数表示のサイン。
レトロなデザインです。
もう1種類あります。
廊下はこんな感じです。
エレベーターと隣の部屋の扉。
細かく装飾が入ってきれいです。
議場に続く入口にあったステンドグラス。
私はこんなところで働きたいですが、もっと明るいところがいいという方も多いでしょうね。
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