夏の香川・島めぐり(9)観音寺の灯りツアー
つい長くなってしまった観音寺の紹介もこれで最後です。
観音寺では、瀬戸内芸術祭のイベントで「よるしるべ」というものが開催されていました。
光を使ったアート作品をまちなかに点在させ、それを道しるべとして、まちを巡るというものです。ガイドマップだけで回ることも可能なのですが、解説付きのツアーに参加してみました。
主催はドピカーン観音寺というアートプロジェクトです。
お菓子をいただきました。
伊吹島のうちわもいただきました(重宝しました)。
例えば、こんな陶芸作品がしるべとなります。
面白いショーウィンドウ。○の中に→←。
人形屋さんの集まる通り。
きれいな夕焼けで空が焼けていました。
扉の窓をスクリーンに映し出される和柄。
堤防に泳ぐ魚。
ちょうど路地を出た真正面になるように投影されています。
生徳旅館は、昭和天皇が昭和24年の行幸の際にお泊まりになった老舗旅館。
財田川に架かる三架(参賀)橋は、昭和10年の建設です。
三連アーチがライトアップされていました。
夕暮れの色合いが美しい。
割烹とらやさんでは、スポットライトから虎が逃げ回る楽しいアニメーション。
灯りをともされた立派な旧家。
耳なし芳一のような映像作品。
伊吹島と夕陽のアニメーション作品。
かまぼこ音楽堂の壁面を使ってアニメーション。
これはイカ。宣伝も兼ねています。
立派な松のライトアップ。
朝日湯ギャラリーの隣の壁に投影されたアニメーション。
最後に、砂絵の寛永通宝をもとに「観栄通宝」として観音寺の特産などを盛り込んだ貨幣デザインのアニメーション。
今までに参加したことのある夜の映像イベントは、賑やかなまちなかで固まって開催されるものばかりだったので、暗い中に映像作品が点在していて、それを巡るというのは面白い趣向でした。
私はこれがあるので観音寺に泊まりましたので、(そんな人がどれだけいるか分かりませんが)宿泊客を増やすという意味でも良い気がします。
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コメント
耳なし芳一は、プロジェクションマッピングかな? シンプルな灯りやアニメも混ざっていて、大規模なイルミネーションよりも楽しめそう。洒落たイベントですね。
投稿: やむやむ | 2013年11月17日 (日) 02:32
やむやむさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
耳なし芳一は、プロジェクションマッピングではなくて、通常の投影だったように思います。
派手さはないのですが、スクリーンとしての建物や場所との関係があって面白いと思います。
投稿: びんみん | 2013年11月17日 (日) 09:19