はならぁと2013の桜井本町(奈良県桜井市)
今年も奈良・町家の芸術祭はならぁとが開催されています。
今回は9/7〜11/26の長期断続開催で、会場8エリアのうち五條新町、今井町、宇陀松山、奈良きたまち、桜井本町の5ヶ所を回りました。順番は前後しますが、まだ今週末まで会期を残している「桜井本町エリア」を紹介します。
といっても例によって、イベントよりよそ見が多いのでご了承下さい。
桜井は5年前にも歩いたことがあります。
>「初瀬街道の近代ー桜井」
桜井は木材の町です。
桜井だから桜の持ち送り?
ローカルな醤油看板も良い味を出しています。
(今も営業されてます)
会場エリアは主に初瀬街道が通る本町通りです。
前回は歩かなかった本町通りの西側から歩き始めました。
橋のたもとにお堂があります。
ここから西の町並みにも心ひかれましたが、それではいつまでもスタートできないので今回はあきらめました。
木材の町だけあって、家の扉などを見るのも楽しいです。
豆タイルの円柱が飾りになっている建物。
古い玄関灯。
アーケード商店街に入ったところに、はならぁと会場の旧力寿司があります。
既に営業はされていません。
左右で違うタイルが楽しい。
薄暗い室内で映像作品、絵画作品が展示されていました。
建物の雰囲気が効果を発揮しています。
半透明の明るいアーケード。
覆いが外されたアーケード。
見た目には面白い。
ある質屋さん。
ヴィトンの溝蓋。
展示会場の一番遠くは等彌神社です。
入口の御祓橋はチェス駒のような親柱のデザインで、想像通り大正時代、大正13年の橋です。
ここの吐水口は亀でした。
竜が多いですよね。
参道の途中にも同じような橋があります。
等彌神社は古社らしい、鬱蒼と厳かな神社でした。
こういうところに導いてくれるのが、回遊型イベントの魅力です。
拝殿前では竹を曲げて作品を公開制作中でした。
再び本町通りに戻って、東端の桜井東集会所へ。
桜に東の特注の瓦が乗っています。
路地(6丁目路地)も展示場所になっていました。
風に揺らぐ糸とビニール。
木製の窓が洋風デザインのパーマ屋さんがありました。
最後の方で立ち寄ったのが、佐藤邸。
古い家屋を地元の方が買い取って改修を進めているそうです。
塀の上に隙間だらけの木を打ち付け、とても面白い表現になっています。
一室では商店街アーケードの照明の語る話。
面白い着想です。
床から漏れる光を使った作品なども良いと思いました。
作品は一部しか紹介できませんでしたが、まだ今週末まで見られますので、よろしければお出かけください。
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