北余部の石蔵(堺市美原区)
堺市美原区にある北余部(きたあまべ)の集落を歩いていると、凝灰岩らしき石の蔵を見かけました。
黒い穴の入り方が大谷石っぽいです。
大阪では普通、蔵は木造の土壁・漆喰で、石の蔵は珍しいのではないでしょうか。
北余部は、下高野街道と富田林街道が交差する場所にある集落です。
普通は家紋が入る場所に、「吾唯足知」の紋が入っています。
家紋、ではないですよね。
もう少し歩くとまた石の蔵がありました。
似たような蔵ですので、同じ職人さんかと思います。
こちらには五葉の木瓜紋。これは家紋ですね。
これ以外には見つけられず、なぜ石の蔵なのかは分かりませんでした。
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コメント
びんみんさん、こんにちは。ここへのコメントを是非にと思いつつ確認したかったことがあるのです。見つけ出して確認しました。昔々中学卒業の時に「サイン帳」に色々書いてもらいませんでしたか?その中に正に「吾唯足知」と家紋のように書いてくれた男子がいたのです。添え書きに中学生にしてはちょっと生意気に「学べ 知識は 唯 足で」とありました。たった三ヶ月しか一緒のクラスではなく別々の高校へ行ったのですが、今でも連絡取り合っています。一体どこで彼はこの言葉を知ったのでしょう?随分以前話題に上った時には本人全く覚えていませんでした。まさかここでこの四文字に再会するとは不思議なこともあるものです。
投稿: まあちゃん | 2013年1月17日 (木) 15:14
まあちゃんさま、こんばんは。
コメントありがとうございます。
「吾唯足知」は京都の竜安寺のつくばいに使われているのが有名なようです。中学生でそれを書くというのはませていますね。もしかして修学旅行で見られたのでしょうか。
投稿: びんみん | 2013年1月18日 (金) 00:43