北の玄関・伏木港(6)看板建築など
今までの記事にも少し登場しましたが、伏木では看板建築のような建物もあちこちにありました。
私は何でもかんでも看板建築と言い過ぎている気もして、私の言う看板建築は、「和風建築の正面の壁のみ洋風を装っているもの」ぐらいの感覚ですので結構ゆるいです。
トップ画像はあまり異論がないかもしれません。
銅細工で有名な高岡が近いからか、銅板で覆われた建物はたくさんあります。
こちらも同じく銅板で覆われた建物。
看板建築と言うには微妙ですが。
現在、駅に平行して幹線道路が伸びていますが、その1本陸側に旧道があります。
そこにある愛美容室。狭い幅でぎゅっと洋風を表現しています。
こちらは2軒並びの洋風意匠の建物。
左は表具屋さんです。
右は堀田鮮魚店。
どちらの建物も同じようなデザインです。
柱の上につく飾りは何かの花でしょうか。
この建物も正面から見ると端正ながら、正面のみです。
小さいながら看板風の建物。
最後にこれは看板建築ではないのですが、金属板の使い方の面白い例。
遠目には金属板に覆われていることしか分からないのですが、
近くで見ると場所ごとにいろんなパターンで金属板を貼ってあることが分かります。
窓の上の部分はまた違います。
正面の飾り方を見ていると、富山の岩瀬で見た和風の構えと違って、伏木では洋風の装いをしている建物がたくさんあります。これも外国航路の影響でしょうか。
しかし、本格的な洋風の建築は少なく、この看板建築風の折衷の仕方が伏木らしさなのかもしれません。
<関連記事>
○2012富山旅行の記事の目次
北の玄関・伏木港
(1)伏木駅
(2)北前船資料館
(3)伏木気象資料館
(4)港の風景
(5)メインストリート
(6)看板建築など
(7)工場建築
(8)気になるもの
(9)六渡寺へ(完)
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