糸魚川で途中下車
先月、新潟に「大地の芸術祭」を見に行きました。
行きは青春18きっぷで新潟まで1日がかりで。
上の写真は富山県東部の海岸を走っているときの車窓です。
こんな小屋が点々と並んでいました。
途中、糸魚川の乗り継ぎで40分ほど途中下車したときのことを紹介します。
糸魚川の駅は、北陸新幹線の高架化工事の真っ最中でした。
もともと山が迫っているのですが、駅の中に壁が出来ています。
糸魚川駅は開業100周年だそうです。
真ん中の絵は、高架化工事によって2010年に解体された赤レンガ車庫です。
ただ一部部材は保存されて、正面アーチや壁の一部が新駅南口に復元されるそうです。
<関連ブログ>
まちかど逍遙「糸魚川をうろつく」 *解体前の赤レンガ車庫を紹介されています。
観光案内所には巨大なひすい原石。
観光では糸魚川世界ジオパークに力を入れているようです。
糸魚川では山が海に迫り、長野県に至る断層帯を姫川が流れ注いでいます。
観光案内所でもらった地図に登録文化財の表示があったので、まずはそちらに行ってみました。
これではありませんが、隣の庭園とセットでとてもインパクトのある建物です。
紋章のような飾りが付いていたり、洋風の意匠がちりばめられつつ、屋根は和風の赤瓦です。
看板建築でなくて、側面までパッケージされている建物です。
この建て方だと木造の建物ではないでしょうか。
隣の庭の入口。
塀の模様が植物模様?
洋風の幾何学模様も入っています。
近くには洋館付き住宅っぽいものも。
マップには赤煉瓦塀も載っていました。
奥の建物は壁面を新しくしていますが、古い形を留めています。
こちらが登録文化財の写真館。
菱型の連続パターンなど、デザイン的に似ていますね。
町中で見かけた蔵。
妙にひさしが立派です。
糸魚川は東西に北陸街道が通っていて、そこに相馬御風宅があります。のぞき込むと、「見ていきませんか」とお誘いを受けましたが、あまりに時間がないのでご遠慮しました。
糸魚川本町通り商店街の案内板。
街道沿いの商店街で、立体模型の案内板がありました。
加賀の井酒造さんという、随分立派な酒屋さんもあります。
新潟最古とも。
こちらも立派な酒屋さんで、池田屋酒造。
糸魚川には5軒の酒蔵があるそうです。
糸魚川は駅周辺にスナックが多いような気がしたのですが、気のせいでしょうか。
交通の要衝であることと関係があるのでしょうか。
またマップに市内最古のアーケードという表示があったので、そこまで見に行ってみました。
左側の軒下です。
通路から見るとこんな感じ。
そんなに目立つ通りではないのですが。
慌ただしく糸魚川駅前を見てまわった後、駅でパッケージにひかれて、いのや商店の「牛乳パン」というものを買ってみました。爽やかなミルククリームをサンドしたパンで、思いの外(?)味も良いパンでした。
<関連記事>
「直江津でも途中下車」 「新潟さと歩き(1)大地の芸術祭2012」 ○これまでの新潟の記事の目次
| 固定リンク
「国内旅行(新潟)」カテゴリの記事
- 新潟さと歩き(12)松代の街道(2012.12.31)
- 新潟さと歩き(11)泊まれる学校(2012.12.31)
- 新潟さと歩き(10)絵本の学校(2012.12.30)
- 新潟さと歩き(9)眺める部屋(2012.12.28)
- 新潟さと歩き(8)土の学校(2012.12.25)
コメント