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2012年9月30日 (日)

新潟さと歩き(1)大地の芸術祭2012

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毎年恒例になってきた新潟への旅行。
今回は「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2012」の開催年なので、初めて妻有地域に出かけてきました。私にとっては初めてなので、思い切って3日間使いましたが、それでも回りきるのは無理です(全部見るには1週間ぐらい必要らしい)。

 

大地の芸術祭は760km2のエリアに約360点の現代アート作品が散らばるスケール感。会期は7/29-9/17の51日間で、既に終了しています。
今回で5回目で、取り組みは15年にわたるそうです。

 

私は新潟から長岡で乗り換え、越後川口で乗り換え、ようやく芸術祭の中心地・十日町に到着しました。
新潟県の南部で、長野県まではもうすぐです。

 

写真はアート列車で、これも作品です。

 

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豪雪地帯のこの辺りですが、穏やかな山並みに、悠然と信濃川が流れ、夏の表情は穏やかです。

 

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また稲穂の波が、青空や夏雲とコントラストを見せています。

 

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そんな風景に映えるようにか、芸術祭のイメージカラーはからし色。パスポートもからし色。

 

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生活の場で行われる長期間のイベントなので、サイン類はシンプルでありながら、一目で認識できるものです。作品はエリアを示す英字+数字のコードで示されています。

 

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関連グッズもいろいろ。
公式ガイドブックから、マップ、デザインされたお菓子まで。

 

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十日町の休憩所では地域の方のおもてなしなども受けられます。
新潟特産の茶豆(枝豆)、スイカ、漬け物など。

 

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私のような車を使わない人のために、会場をめぐる巡回バスが走っていました。その一日乗車券。

 

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十日町にあるメイン会場の現代美術館「キナーレ」。
中庭全体を使った作品が展示されていました。
クレーンがUFOキャッチャーのように古着をつかんでは落とし、心臓の音がこだましています。

 

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かと思うと山間部の廃校を使った廃校プロジェクトがいくつもあります。
廃校、空き家、空き店舗なども会場に使われていて、こんなに廃校があるのかと驚かされます。気付いたから驚くだけで、これが今の普通なのかもしれませんが。

 

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パスポートのスタンプ欄はこんな感じ。
通常のスタンプ、空き家のスタンプ、学校のスタンプ。
ほとんど埋まってませんが、これが全部で6ページもあります。

 

今回は、概略の説明をしましたが、次回から芸術祭の中に入ったり、出たりしながら、妻有地域を紹介していきます。

 

<関連記事>
 ○新潟さと歩きシリーズ
 (1)大地の芸術祭2012
 (2)津南の木造工場など  (3)十日町の木造工場  (4)囲うと溶かす  (5)大地の芸術祭・十日町会場  (6)除雪車のダンス  (7)文字通り小千谷  (8)土の学校  (9)眺める部屋  (10)絵本の学校  (11)泊まれる学校  (12)松代の街道(完)

 

 ○これまでの新潟の記事の目次

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コメント

クレーンでの作品だけがなんだか異質な写真でビックリしてしまいました。
芸術って難しいですね…

投稿: KYO | 2012年9月30日 (日) 09:53

KYOさん、コメントありがとうございます。
クレーンでの作品は、クリスチャン・ボルタンスキーのNo Man's Landという作品で、今回の目玉的な作品です。
いくつかでも気に入った作品が見つかればいいと思いますし、私もこれはよく分かりません^^;

投稿: びんみん | 2012年9月30日 (日) 17:02

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