豊岡生田通りの近代建築
豊岡では近代建築の集まっている通りが3つあります。
前回紹介した大開通り(駅前の東西方向のメインストリート)、今回はその一筋南に平行する生田通り、そして次回紹介予定の川沿いに南北方向の宵田通りです。
実際に歩いた順とは逆に、駅に近い方から紹介します。
まず最初は(株)経済協力会。
小振りな建物です。
次にH家住宅。
元は事務所ビルなのでしょうか。
1、2階の窓の間に色違いのタイルを持ってきていて、セセッションのようなデザインです。
和風の趣の但馬酒造。
明治38年頃だそうです。
板壁は広告を兼ねています。
奥にも古い建物がありそうですが、中には入れませんので入口から眺めるだけです。
そしてT家住宅。
2色の色使いにインパクトがありますね。
これもオフィスっぽい。
・・・とここまで資料と突き合わせてきて、光文舎印刷所がありません。
とても目立つ看板建築風の建物で、見逃すはずはありません。
どうも2010年の夏に原型を留めないぐらいに改築されてしまったようです。
見どころの多い建物で、とても残念です。
今回は生田通りの西半分しか歩いていませんが、東半分はまた次の機会に。
資料を見る限りはだいたい見れたようです。
この通りは事務所通りなのかなという印象を受けました。
おまけに、大開通りと生田通りの間にある京極湯も紹介しておきます。
この日は残念ながら休業日でしたが、この古いたたずまいで今も元気に営業中のようです。古くても掃除の行き届いた建物というのは気持ちよいものです。
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