霞ヶ丘住宅地(堺市)
JR上野芝駅の西、1kmほど先に霞ヶ丘住宅地があります。
昭和8年に阪和電鉄によって開発された小さな住宅地です。
何か残っているものはないかと歩いてみました。
メインの通りではないですが、住宅街には不似合いなほど幅広の道が通っています。
その先(背後)には賢明学院。
最初にできたのは1954年の幼稚園。続いて小学校(1960年)、中学校(1966年)、高校(1969年)と子供の成長に合わせるように増設されたようです。
いずれにしても住宅地よりは後で、地区外ですが。
住宅地の端に来ると、霞ヶ丘という地名が実感できます。
意外と高低差があって、見晴らしが良く、開発当初は大阪湾がよく見えたのではないでしょうか。
こちらの建物、戦後の(?)比較的古そうな建物です。
リヴィエの家という表札が出ています。リヴィエは賢明学院の母体となった教会の創立者の名前ですので、学校関係の建物だろうと思います。
さて、霞ヶ丘住宅地の中では、明らかに古いと分かるのはこの建物ぐらいです。
両翼が突き出しています。
玄関に丸柱が立っていて、その脇には円窓。
明らかに近代の住宅です。
こちらの建物は1階が下見板張りの住宅です。
これも古いかもしれません。
腰までが板壁の和風住宅です。
なぜか門柱は洋風。
この住宅は判断しにくいです。
木造住宅です。
この門柱と塀の石張りは古そうです。
昭和30年代ぐらいの住宅でしょうか?
このタイプの住宅はよく見かけるので、年代が分からないかなと思います。
結論としては、霞ヶ丘には戦前の住宅はほとんど残っていないのかなと思います。
まだ言い切れるほどの経験がないのですが。
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コメント
初めまして。
いつも拝見しています。この辺りは、以前に新聞配達をしていた場所で久しぶりって感じです。
広い道がとても印象がありますね。
投稿: うめ! | 2012年4月 1日 (日) 17:29
うめ!さま、初めまして。
いつも見ていただいてありがとうございます。
なじみのある場所なのですね。
生徒の登下校のために道を広げてあるのでしょうか。
これからもよろしくお願いします。
投稿: びんみん | 2012年4月 1日 (日) 19:05