« 山形の旅(3)鶴岡の2つの擬洋風建築 | トップページ | 山形の旅(4)鶴岡公園と大寶館 »

2011年6月 6日 (月)

千成湯のありがとうイベント(大阪市福島区)

110528sennari1
2011年5月26日。大阪市福島区の野田にある千成湯が最後の営業をされました。
建物こそ更新されていますが、106年の歴史ある銭湯で、大阪中央卸売市場の目の前にあって、市場より歴史が古いお風呂屋さんです。

しかし、配管に不具合が生じて多額の補修費がかかることが分かり、後継者もおられないことから、廃業を決断されました。
そこで地元有志を中心に2日間の感謝イベントが開催されました。
(その数日前には入りに行きました。)

110528sennari2
いつものように暖簾は掛かっていますが、この日はイベントです。

110528sennari3
※クリックすると拡大します

短い準備期間だったにも関わらず、コンサートやトークなど様々なイベントが。

110528sennari4
イベント会場は女湯です。
コンサートでは観客も風呂桶を叩いて参加。
「いい湯だな」や「神田川」などお風呂にちなんだ曲を。

110528sennari5
思い思いに感謝の気持ちを表現しています。
でも何も言わなくても、地元の方はそれぞれ思いがあるでしょうね。

110528sennari6
洗い場の様子。

110528sennari7
蛇口のところには大振りなタイルが。

110528sennari9
床のタイルパターン。

110528sennari8
カラフルな特製の千成湯手ぬぐいも販売されていました。

110528sennari10
こちらは男湯。
床のタイルの色が違いますね。

110528sennari11
浴槽の底には花柄パターンのタイル。

110528sennari12
銭湯気分が高まる靴箱。

このような形での廃業は残念なことですが、いつの間にか廃業されているのではなくて、地元の方がきちんと名残を惜しむ機会があったのは良かったと思います。
今年はもう少し銭湯に入りに行こうと改めて思いました。

|

« 山形の旅(3)鶴岡の2つの擬洋風建築 | トップページ | 山形の旅(4)鶴岡公園と大寶館 »

日常旅行(大阪)」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。
せっかくお誘い頂いたのに参加できなくて申し訳なかったです。
建物の外観は更新されていますが、中のタイルなどは見事だったんですね。いや、ビックリしました。
下から2枚目・3枚目の写真なんて凄い眺めだと思いました。

投稿: ひろ009 | 2011年6月 6日 (月) 21:06

僕もごくたま〜に行きますが、やはり銭湯はいいですねえ!
ちなみに電気風呂が好きです♪

投稿: Bassman | 2011年6月 7日 (火) 11:09

ひろさん、こんばんは。

いえいえ、かなり急な話でしたし、気になさらず。
中のタイルはいいですね。最後だけでも見られて良かったと思います。

投稿: びんみん | 2011年6月 8日 (水) 01:50

Bassmanさん、こんばんは。

電気風呂は入りましたが、私にはちょっと。
さすがエレキなお方(?)
もう少し銭湯に入りに行こうと思います。

投稿: びんみん | 2011年6月 8日 (水) 01:51

だいぶ遅ればせながらのコメントで恐縮ですが、、、、
私もお知らせいただきながら当日雨だったこともあり
ズボラしてしまいました。。
千成湯は入ったことあったかなぁ・・・?
皆に親しまれてきたお風呂屋だということが写真から伝わってきます。
お風呂屋の多い福島区もだんだん無くなっていきますね。

投稿: ぷにょ | 2011年6月22日 (水) 22:54

ぷにょさん、こんにちは。

私もお返事が遅くなってすみません。
このエリアではお風呂屋さんが1軒になってしまいました。
先日お会いしたときにお話しましたように、最近は再び石油が上がり始めて、大阪府で月6軒ペースで廃業されているそうです。
やはり入りにいかないといけませんね。
また教えてください。

投稿: びんみん | 2011年6月29日 (水) 17:51

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 千成湯のありがとうイベント(大阪市福島区):

» 千成湯と路地裏 [十三のいま昔を歩こう]
千成湯と路地裏 先日、実家でこんな本を見つけました。 大阪市が発行していた「わたしの大阪 伸びゆく大阪」です。 これは昭和53年(1978)発行の「わたしの大阪 伸びゆく大阪 '78」。 写...... [続きを読む]

受信: 2011年6月12日 (日) 22:06

« 山形の旅(3)鶴岡の2つの擬洋風建築 | トップページ | 山形の旅(4)鶴岡公園と大寶館 »