フェリーで北九州
しつこく昨年の記事をアップします。
昨年の10月末、門司での赤煉瓦写真展のため、北九州に出かけました。
大阪から北九州に行くにはフェリーが便利です。泉大津・神戸から出る阪九フェリーもありますが、今回は大阪南港から名門大洋フェリーを利用しました。
南港のフェリーターミナルは私には思い出深い場所で、学生時代、晩に四国に向かうフェリーの切符を売っていました。タラップの脇に立っていたおじさんが、そのときに働いておられた方のような風貌だったのですが、気のせいでしょうか。
実際には時間ぎりぎりについてしまったので、感傷に浸る間もなく、フェリーに乗り込みました。
今回乗った船は「フェリーふくおか2」です。平成14年就航の比較的新しい船で、9800トン。定員877人。同じ航路に同型の「きょうと2」、平成4年就航の「おおさか」「きたきゅうしゅう」の計4隻が就航しているようです。
船は阪神間の夜景を眺めながら出港します。
レストランとラウンジスペース。
高速バスに比べて助かるのは、移動中も自由に動き回れることです。
船窓に向かって丸いソファ・テーブルが並んでいます。
ここは早い者勝ち。ここでミニ宴会をしているグループも多いようです。
お客さんは、車の人以外は、修学旅行生、宗教団体が多いでしょうか。
韓国人客なども利用しています。
今回乗った便は大阪を晩の8時に出て、新門司港に朝の8時20分に着く第2便です。
館内施設の営業時間とともに、橋の通過時刻も紹介されています。
明石海峡大橋を通過。デッキに出て眺めます。
後の橋はパスしました。
今回のチケットは特2等洋室Aというタイプで、ネットで6000円でした。
個々に区切られた小部屋で、TV付きです。高速バスよりかなり快適。
動き回れる分、つい飲み食いしてしまう面もありますが。
もっと安い雑魚寝の2等室なら4800円ですが、それはよく眠れないのでやめておきました。
フェリー会社さんはかなり努力されているように感じます。
TVが付いてますけど、アナログなので、また交換しないといけないのかと、いらぬ心配も。
朝はレストランも開いていますが、もっと簡単にパンとコーヒーのセットも少量販売しています。
瀬戸内海を眺めながら。
朝食後は再びデッキへ。
何隻もの船が等間隔に連なって走っています。
海鳥が追ってきました。
まもなく九州が近づいてきます。
フェリーふくおか2の救助具。
新門司港のフェリーターミナルです。
新門司港は市の中心部からは離れていますが、無料の送迎バスが門司駅、小倉駅まで出ています。
非常に楽に北九州に到着することができます。
使う人はよく使うようですが、もっと利用されればいいのにと思います。
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コメント
私は神戸以西および以南へは足を運んだことがありませんので、今回の北九州への旅、それもフェリーは楽しい時間でした。びんみんさんのお陰で色々な所へ旅をした気分になれます。ありがとうございます。
投稿: まあちゃん | 2011年2月14日 (月) 06:21
まあちゃさんさま
コメントありがとうございます。
瀬戸内海の船旅は良いものですよ。揺れませんし。
機会ありましたらぜひ。
投稿: びんみん | 2011年2月15日 (火) 02:03
こんにちは。ええですね〜船旅。
名門大洋フェリーと言えば数年前、クルマで乗船したとき「え!、こんなスキマに?」なスペースに停めたことがありましたわ。三角形のデッドスペースみたいなところ…それなりに緊張するもんです。高速道路料金値下げ云々の前の話。それだけの稼働率で運行されていたわけで、ええことやと思いましたが…いま、どうなんでしょ?
で、ここ何回かは阪九フェリーばっかり。どっちも頑張ってほしいもんです。船旅の楽しさこれからも…
(やっぱりコメント欄がええかなと…)
投稿: 山本龍造 | 2011年2月22日 (火) 10:59
山本龍造さま
こんばんは。お返事が遅くなりました。
(ご配慮ありがとうございます)
ほんと船旅はええですよね。
私も昔、車ではないですが、瀬戸内海のフェリーで、プールサイドに寝かされたことが。その頃の詰め込みイメージも最初はありました。
私も阪九フェリーも両方がんばってほしいと思います。
投稿: びんみん | 2011年2月24日 (木) 02:15