木津川アート第4日:鹿背山の夕べ
現在、京都府木津川市で開催中の木津川アート(11/14(日)まで)。
初日に行ったものの、鹿背山エリアを回れなかったのが心残りで、再び出かけてきました。
鹿背山エリアは里山で、会場も広く分散しています。
しかし、十分な時間が取れずに駆け足の見学でした。
木津駅15:08のバスで、15:13鹿背山着。運賃は200円。
鹿背山エリアは終了が16時という実にタイトなスケジュールです。(毎時8分にバスがあります)
バス停を降りるともうそこは里山風景です。
最初の会場までは徒歩10分。
ここは柿の産地で、まさに柿の季節です。
正面に不思議な家が見えてきたと思ったら作家さんのお宅。
この地域は、元々アーティストの方が大勢住んで作品を制作しておられるようです。
そういう意味ではただの里山ではありません。
最初の会場、角井邸。
縁側の敷物が作品です。
座敷や床の間にも生け花のような金属のオブジェが飾られていました。
続いて徒歩15分でアトリエやま。
木立の間に見えるのがアーティストさんのご自宅で、このさらに上にアトリエがあります。その名の通り、「やま」。
これがアトリエです。
2階まで吹き抜けの大空間に染色や彫刻、絵画作品が展示されていました。
どれが今回の企画で、どれが元からあるのかよく分かりません。
田園風景の中を、さらに15分歩いて正面の山の中が次の目的地です。
鹿背山ベースキャンプです。
ほんとにキャンプしているらしい。
カフェ&ショップの里山マルシェも出店しています。
ピザが名物らしいのですが、私はマンゴージュースをいただきました。
この会場は、遊歩道があって、その脇に展示された作品を見て歩く趣向です。
こういう木をくぐる場所があったりして楽しい。
※これは作品そのものではありません。
終点は森の中の黒い池です。
ちょうど夕暮れ時で、木の葉を抜けてきた夕方の光が水面の木の葉を照らし、この時間帯はベストかもしれません。
このエリアで私が見た中では一番気に入った場所、作品です。
ここで16時。時間切れで引き返すことにしました。
残念ながら、鹿背山不動・鹿山文庫、大仏鉄道の遺構、梅谷公民館は見られませんでした。
後で聞いたら鹿山文庫は17時までやっているらしい・・・
ところで鹿背山エリアは、作品以外にもアートを感じさせるものがあります。
例えば蔵。豊かな村なのか、蔵がたくさんあります。
蔵にこんなデザインの紋が入っているんです。
農作業の風景もアート作品に見えてしまう。
民家のデザインも洒落てますでしょう?
瓦も凝っています。
元々粋なものを受け入れる土地なのではないでしょうか。
行きには閉まっていたのですが、帰り道に通ると、柿の選果場で作業が始まっていました。
帰りは16:27鹿背山発のバスで木津駅へ。
(毎時27分のバスです)
興味を持たれた皆さんは、できるだけ時間の余裕を持って出かけられて、ゆっくり里山散策を楽しまれてはいかがでしょう。
会期はまだ11/14(日)まで残っています(最終日は15時終了)。
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