新潟なつ歩き(15)佐和田から小木へ
「新潟なつ歩き(14)相川の街並み」の続きです。
新潟2日目は佐渡島西岸の街・佐和田に泊まりました。
なぜここにしたかというと、昔から島内の交通の要衝で、何か残っているのではと思ったからです。
朝の散歩で、下見板張りに赤い瓦屋根の大きな建物を見かけました。
表に回ってみると、「本町アパート」というアパートでした。
玄関をのぞき込むと、階段も木製です。
てかてか光る木肌がいい感じでした。
旧市街の中心部・河原田地区には商店街があり、その北の端に河原田諏訪神社があります。
神社の前に店が並んだのでしょうか。
石畳の先に拝殿があります。
格式を感じさせます。
明治40年の国旗掲揚台?
日露戦争にちなんだものです。
再び街へ。
ちょっと面白いデザインの石塀がありました。
柔らかそうな石です。
旅館っぽい家。
でも向かいの方に聞くと、「一般の住宅です」とのことでした。
海辺の街はちらちらと路地の向こうに海が見え隠れするのが好きです。
とっても最果てな感じ。
佐和田は大きな真野湾の奥にあるので、両側から岬がのびています。
今は船で来ることができません。
海の近くに立っていた、「東宮殿下御上陸記念碑」。
大正5年の御上陸とのことですので、昭和天皇の皇太子時代のことですね。
海風で傾いた松並木がこのあたりに並んでいます。
佐和田では思ったほどには古いものは見つけられませんでした。
ここから小木行きのバスに乗ります。
バスの車窓からは和洋折衷の住宅など見られましたので、もう少しはあるかもしれません。
途中、真野には修景された街並みがありました。
バスは真野湾の南岸に沿って走った後、半島を突っ切ります。
田んぼの向こうが崖になって、向こうが海という眺めがいいです。
内陸部にある羽茂(はもち)の街も、近代の洋風の建物などがあり良さそうでした。次に機会があれば歩いてみたい。
半島を横断すると佐渡島南岸の街・小木に到着しました。
土産物店などもある、もう少し賑やかな港に着いたのですが、写真を撮り忘れていました。
この写真は街の反対側にある漁港です。
小木でレンタサイクルを借りて、周辺を探訪しました。
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