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2010年10月10日 (日)

新潟なつ歩き(14)相川の街並み

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「新潟なつ歩き(13)佐渡金山の港」の続きです。
今回は鉱山関係以外の建物(といっても間接的にはほとんど鉱山関係なのですが)を紹介します。
相川の町は海岸に沿って細長く伸びています。
そこに四角い煉瓦の煙突のある建物が目に止まります。

その脇の路地を入っていくと・・・

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坂を上る階段と木造下見板張りの近代建築がありました。
長坂といって、台地の上にある昔の奉行所や裁判所に出る階段です。
相川の町は上下二層になっています。

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そして近代建築は旧相川税務署。
昭和6年の建築で、昭和24年に増築されているそうです。
まるで人の行き来を監視するような位置ですね。
こんな立派な姿なのは、納税額が多かったから?

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旧道を歩いてみます。
土地が狭いためか、3階建ての堂々とした和風旅館があります。

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こちらも3階建て旅館。

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海岸に平行して通りは長く伸びています。

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通りを歩いていると陶器のオブジェ?を見かけます。
無名異焼といって、今も14の窯元があるそうです。
調べてみると、鉱山の採掘の副産物として出る鉄分の多い赤土を高温で焼き締めた焼き物なのだとか。
やはり鉱山と関係あるんですね。

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海岸線と垂直方向には水路を伴う細い路地が走っています。

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街中で見かけたポンプ式の井戸。

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相川博物館の方に向かうと昔の社宅っぽい建物がありました。

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相川博物館前のバス停。
旅ごころを誘うバス停標識です。

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相川の町は落ち着いた雰囲気の通りが残っています。
大安寺に向かう通り。

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街の真ん中に1ヶ所だけ全く違う雰囲気の通りがありました。
「相川天領通り」という名前です。
観光用に修景したのでしょうね。うーん。

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そこを過ぎるとまた落ち着いた通りになります。
バスの時間の関係で街の南の方や花街跡は歩きませんでしたが、ぶらぶら歩くのも良さそうです。

バスに乗り、この日の宿泊地である佐和田の街に移動しました。

「新潟なつ歩き(15)佐和田から小木へ」に続く


より大きな地図で 佐渡 を表示

 >「新潟なつ歩き」シリーズの目次はこちら

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コメント

階段とか坂道とか、
立体的な風景も好きだなあ。
実際歩くと疲れますが(笑)

それにしても地図、「相川」の嵐ですねえ。
おもしろい!

投稿: Bassman | 2010年10月14日 (木) 09:07

Bassmanさん、こんばんは。

私も立体的な風景、好きです。
坂の街が好きといいながら、年を重ねるごとにだんだん水平移動ばかりするようになっている気も(笑)

相川オンパレードは、町村合併の影響でしょうね。
地名が細かくたくさんあるというのは、昔ながらの街の証拠という気がします。

投稿: びんみん | 2010年10月15日 (金) 00:10

こなれ感がよろしいですな〜
花街跡がきになりますわ〜

投稿: 浮@路爺 | 2010年10月22日 (金) 12:08

路爺さま、こんばんは。

お返事遅くなりましてすみません。
こなれ、てますね。
花街跡も気になりますが、これだけ見ただけで目一杯でした。

投稿: びんみん | 2010年10月23日 (土) 23:37

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