新潟なつ歩き(10)両津:洋風の街角
両津の夷地区を北に歩いて行くと両津カトリック教会があります。
フランス人のドルワール・ド・レゼー神父が明治12年に創設し、明治16年に消失後、明治20年にド・ノアイ宣教師により再建されたものだそうです。設計はパピノ神父(初期の神田教会や明治村に移築された京都の聖ザビエル聖堂など)。
ちょこんと帽子をかぶったような風情がいいです。
聖堂だけでなく、右手にも建物があります。
左手には信者会館があります。
幼稚園も併設されています。
この教会があるためか、この一帯には洋風を感じさせる建物が多いような気がします。
すぐ近くには夷の地名の由来となった蛭子神社があります。
また水神さまも祭られていて、水が湧くなど特別な場所だったのかもしれません。
近くのお寺の塀も一部洋風のデザイン。
お米やさんも下見板張りの和洋折衷です。
裏から見ると敷地に合わせて結構複雑な形をしています。
看板建築的な店舗。
夷地区の北の端あたりまで歩いてくると、唐突に洋風の住宅が現れました。
こんなところに!というと佐渡島に失礼かもしれませんが。
玄関周りは、六角形の窓や四角錐の玄関灯など、かなり凝っています。
ちょっとライト風?
夷地区を歩くだけでも2時間はあっという間に過ぎてしまいました。
名残惜しいのですが、バスに乗るため、両津の港に戻りました。
新潟なつ歩き(11)佐渡金山へ に続く
より大きな地図で 佐渡 を表示
>「新潟なつ歩き」シリーズの目次はこちら
| 固定リンク
「国内旅行(新潟)」カテゴリの記事
- 新潟さと歩き(12)松代の街道(2012.12.31)
- 新潟さと歩き(11)泊まれる学校(2012.12.31)
- 新潟さと歩き(10)絵本の学校(2012.12.30)
- 新潟さと歩き(9)眺める部屋(2012.12.28)
- 新潟さと歩き(8)土の学校(2012.12.25)
コメント