鴫野橋の向こう(大阪市城東区)
6時前に仕事の終わった土曜日。
日も長いのでどこか近場でも歩こうと思い、
以前から気になっていた鴫野西に出かけてみました。
JR京橋駅を南口(あまり使わないですね)から出ると目の前に寝屋川。
ゆるいアーチの鴫野橋が架かっています。
この向こうが鴫野西です。
鴫野橋には昭和11年と刻まれていました。
橋の欄干は造形的で、拡大解釈すればアールデコと言えなくもない・・・ぐらいのデザインです。
橋を渡れば古い町、という申し分のない演出です。
寝屋川沿いの道はやや高く、階段を数段下りて入る家もあります。
道路はかさ上げされているのかも。
こちらは路面の高さと合っています。
後から建ったのでしょうか。
重量感のある昭和初期の長屋。
狭い路地ですが、ポールを立てているのは自転車が入らないようにでしょうか。
回り込むと懐かしい路地の街並み。
これはなんでしょう。
小さな蓋が付いています。
やや離れますが、このような長屋も。
2階ベランダの白い格子がモダンです。
一見、住宅地のようでありながら、商店も多く、かつて賑わっていたことを感じさせます。
環状線をはさんで反対側は大阪ビジネスパーク(OBP)で、京橋駅のすぐ近くにこんなエリアがあることが面白く思えます。
今回のエリア。
櫻橋、城東橋の親柱については次回に紹介します。
| 固定リンク
「日常旅行(大阪)」カテゴリの記事
- 2022年もよろしくお願いします(2022年初歩き)(2022.01.02)
- トンガリ屋根の市営住宅(東大阪市)(2021.08.02)
- 野里を歩く(大阪市西淀川区)(2021.07.25)
- 姫島を歩く(大阪市西淀川区)(2021.06.13)
- 住吉大社門前の道(大阪市住之江区)(2020.01.03)
コメント
僕も何度か見かけたことあるんですが、
フタの付いたでっぱり気になります。
家の中にかまどとか暖炉とかがあるんですかね〜?
投稿: Bassman | 2010年7月12日 (月) 17:21
7枚目のお写真、Bassman様が仰るようにかまどがあると思います。
以前、飾磨を歩いたときに同じようなフタが付いている家がありました。
そのときは昔の豆腐屋さんでしたね。
投稿: 英ちゃん | 2010年7月12日 (月) 23:51
Bassmanさん、英ちゃんさん
コメントありがとうございます。
見かけたことありますか!
私もここから火を入れるのかなとは思いました。
なぜ家から飛び出ているのかなど気になります。
投稿: びんみん | 2010年7月13日 (火) 01:57
8枚目の写真。
昭和初期に建てられた大阪の住居スタイルでしょうか。洗濯物干しができるスペース。
近頃取り壊されているのを見ると寂しいがいたします。
投稿: 草鞋Ⅱ | 2010年8月 1日 (日) 19:07
草鞋Ⅱさま、はじめまして。
「大阪の」と限定できるのかは分からないのですが、昭和初期かなと思います。
もともと洗濯物干しのスペースは裏側に作られていたのに、これだけ表で目立たせているというのが面白く感じます。
次来たときはないかもと思いながら、写真に収めています。
コメントありがとうございました。
投稿: びんみん | 2010年8月 1日 (日) 23:18
7枚目はおっしゃる通り。
「かまど」または「風呂釜」の煙突引き出しで、蓋は煙突の掃除口です。
煙突は高温になるので防火のため屋外がよいのです。
40年前の京都の山奥のおじさんちの風呂がこうでした。
投稿: よし | 2012年1月10日 (火) 16:15
よしさま、はじめまして。
なるほど、「かまど」か「風呂釜」の煙突引き出しですね。
煙突部分が取り外されたということでしょうか。
ありがとうございます。
投稿: びんみん | 2012年1月11日 (水) 01:02