佃の工場風景(大阪市西淀川区)
話が前後します。
佃を歩くにあたり、私は阪神なんば線の出来島駅から歩き始めました。向こうに見えるのが佃。この鉄橋を渡れば近いんですけど、鉄道専用なので千北橋に回ります。
千北橋から眺める神崎川は広々しています。
このあたり大和田街道のルートのようです。
いくつか作業船が浮かんでいますね。
クレーン付きの作業船です。
数年前の写真を見ると、このあたり、作業船のたまり場になっていました。
千北橋を渡ると佃5丁目の工業地帯に入ります。
左手に1段高い芝生の敷地があって、浄水場かと思ったのですが、実際は工場が建っていた跡のようです。グーグルストリートビューでは工場が写っています。
この佃5丁目には懐かしい工場風景が残っています。
まず寄せ棟屋根の工場というのがポイントですね。
木造の工場が並んでいます。
残念ながら空き家になっています。
しつこく反対側からも。
裏からも。
こちらも同様に木造の工場です。
こちらもそう。
名前からして「古くからやってます」という会社があります。
商標もシンプルに「大」だけ。
街角にトラックの計量証明所がありました。
「かんかん」と書いてあって、私は隣の自販機の「缶々」かと思ったんですが、帰って調べたら「看貫」つまり計量のことなんですね。
工場の建物はそんなにお金をかけているわけではないけれど、大事に使われていて、最初からスクラップ&ビルドするつもりの建物とは違う愛着を感じます。
なお、佃の歴史的な話はこちらをご覧ください・・・
○関連ブログ
十三のいま昔を歩こう「佃オリジナル」
| 固定リンク
「日常旅行(大阪)」カテゴリの記事
- 2022年もよろしくお願いします(2022年初歩き)(2022.01.02)
- トンガリ屋根の市営住宅(東大阪市)(2021.08.02)
- 野里を歩く(大阪市西淀川区)(2021.07.25)
- 姫島を歩く(大阪市西淀川区)(2021.06.13)
- 住吉大社門前の道(大阪市住之江区)(2020.01.03)
コメント