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2010年5月 6日 (木)

佃の工場風景(大阪市西淀川区)

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話が前後します。
佃を歩くにあたり、私は阪神なんば線の出来島駅から歩き始めました。向こうに見えるのが佃。この鉄橋を渡れば近いんですけど、鉄道専用なので千北橋に回ります。

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千北橋から眺める神崎川は広々しています。
このあたり大和田街道のルートのようです。
いくつか作業船が浮かんでいますね。

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クレーン付きの作業船です。
数年前の写真を見ると、このあたり、作業船のたまり場になっていました。

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千北橋を渡ると佃5丁目の工業地帯に入ります。
左手に1段高い芝生の敷地があって、浄水場かと思ったのですが、実際は工場が建っていた跡のようです。グーグルストリートビューでは工場が写っています。

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この佃5丁目には懐かしい工場風景が残っています。
まず寄せ棟屋根の工場というのがポイントですね。

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木造の工場が並んでいます。

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残念ながら空き家になっています。

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しつこく反対側からも。

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裏からも。

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こちらも同様に木造の工場です。

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こちらもそう。

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名前からして「古くからやってます」という会社があります。
商標もシンプルに「大」だけ。

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街角にトラックの計量証明所がありました。

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「かんかん」と書いてあって、私は隣の自販機の「缶々」かと思ったんですが、帰って調べたら「看貫」つまり計量のことなんですね。

工場の建物はそんなにお金をかけているわけではないけれど、大事に使われていて、最初からスクラップ&ビルドするつもりの建物とは違う愛着を感じます。


なお、佃の歴史的な話はこちらをご覧ください・・・

○関連ブログ
 十三のいま昔を歩こう「佃オリジナル」

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