御徒町の燕湯かいわい(東京都台東区)
坂本町公園を見た後は、夜行バス明けですっきりしないので、御徒町の燕湯さんに向かいました。
下調べで、朝風呂をされていると知りましたので。
このような立派な建物で、登録文化財のプレートがはまっています。昭和25年の建築です。
出張カバンを抱えた同じような利用者も多いようで、「手ぶらで入浴できます」というありがたい貼り紙があります。実際、貸しタオル、石鹸、シャンプー、かみそりを購入しても+140円ぐらいだったような。非常に助かります。
酔っぱらったおじいちゃんが入浴を止められていたり、入れ墨のおじさんがいたりとまさに生きた銭湯を目の当たりにしました。
お客さんがいっぱいで中の写真を撮るような状況ではありません。喜ぶべきことですね。脱衣場は格天井、浴槽の片隅には荒々しい岩の滝がしつらえてあって、ぜいたくです。
東京のお風呂なので関西人には熱かったのですが、さっぱりしました。
このあたりは初めてで、物珍しいことばかり。
たとえば、御徒町の宝飾問屋街。仏具屋さんから発展したとのことですが、そういう発展の仕方もあるのですね。
また、東京唯一の専門店という黒焼屋さん。
あの「いもりの黒焼」とかの。歴史を感じます。
創業120年だそうです。
燕湯さんの裏手には、こういうかわいらしい板壁の建物があったりもします。
3階建ての倉庫。
この変わった風合いは何でしょうね。
煉瓦倉庫もあります。
お店に転用されているようですが、まだ営業されているのかどうか。
なかなか素敵なものの残る街でした。
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