相生めぐり(6)凸型ブロック塀
相生の街を歩いていて気になったことがあります。
それはブロック塀。よそでは平面のブロックに穴あきブロックを組み合わせたブロック塀をよく見るのですが、相生ではそれ以外に凸型のブロック塀をちょくちょく見かけます。
例えばこういう塀です。
この門などもそう。角の丸い長方形が浮き出ています。
その変形として、菱形に飛び出ているものもあります。
拡大するとこんな感じ。
そういう嗜好性があるのか、こういうブロックを作っているメーカーが地元にあったのか。
またこういう塀もいくつか見ました。
セメント煉瓦なんでしょうか。白いブロック積みです。
別の塀の拡大写真。
かつてあった三石耐火煉瓦相生工場と関わりがないかなと思うのですが、今のところ分かりません。
いずれにしても白い塀の気になる相生でした。
| 固定リンク
「日常旅行(兵庫)」カテゴリの記事
- 廃をたどる(兵庫県播磨町)(2024.05.08)
- 4月から改修の西宮中央運動公園(兵庫県西宮市)(2024.03.17)
- 須磨離宮公園(神戸市須磨区)(2020.08.02)
- 橘土地区画整理事業と立花駅(尼崎市)(2020.05.26)
- のせでんアートライン開催中(2015.11.09)
コメント
こんにちは。
この発見、面白いですね。
コンクリートブロックみたいな全国統一規格建材が町の地方色を弱めた要因のひとつやと思っていましたが…まさかブロックにも地方色があるところにはあったとは。
私も色々見てまわろと思いました。
ええもん見せて頂きました。おおきにです。
投稿: 山本龍造 | 2010年1月17日 (日) 21:45
山本龍造さま、こんばんは。
コンクリートブロックで地方色があるというと沖縄です。
「花ブロック」というそうです。
地方色ではないのですが、穴あきブロックのデザインを集めたホームページはいくつかあります。(でも現在も更新されているものはなさそうな・・・)
センスのある家の方は穴あきブロックでも使いこなしていて、驚くことが時々あります。見つけると楽しいですよ。
投稿: びんみん | 2010年1月17日 (日) 23:50
こんにちわ。
最近ブログ始めたばかりで、やっと2ケ月経ちました。私も「街角観察」とかで、ブロック収集をしています。
掲載された画像はサイズが約30cm×15cmの、普通のブロックよりひと回り小さめで、瀬戸内地方によくみられます。これもある意味一つの地方色ではないでしょうか。ちょっと離れた所では宮津にもありますよ。
地方色は、沖縄だけに限らず全国あちこちに、それぞれ特色のあるブロックがあるようです。
投稿: blockg3 | 2011年4月 3日 (日) 17:19
blockg3さま
はじめまして。
情報提供ありがとうございます。
瀬戸内地方に多いブロックなのですね。
ブログ拝見しましたが、非常に詳しい!
ブロックのこと、いろいろ教えていただきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。
投稿: びんみん | 2011年4月 5日 (火) 12:55