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2010年1月13日 (水)

相生めぐり(4)相生のレトロ商店街

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相生市相生(あいおい)地区の中心部に入ります。
昭和14年までは相生と書いて「あう」または「おう」と読みました。
言うまでもなく、かつての相生の中心です。

入り口にはランドマークのようにJAあいおい港支店が建っています。
垂直線を強調したアールデコ風看板建築です。

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なんだかカッコイイですよね。
とくに青空をバックにすると。
昔は入り江に面していたので、船からもよく見えたと思います。

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向かいには神姫バスのりばがあります。
左奥にバス回転場があるということは、手前にも建物が建て込んでいてもっと狭かったのだと思います。さらに左には蛭子神社があり、この日は宵戎でした。漁村らしい立地です。

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集落の中心を商店街が貫いています。

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昭和レトロの町並みがあり、たとえばこんな建物があります。
軒蛇腹が細かいので、大正か昭和初期かというデザイン。

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拡大してみると模様が細かいことが分かると思います。
両端にレリーフの飾りも付いています。

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どっしり風格のある破魔(はまや)呉服店。
名前にインパクトがあったので思わず撮影しました。

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こちらは懐かしい魚屋さんです。
もう1軒ありました。

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商店街と天満神社参道の交差点に相生町道路元標がありました。(新しそうなので復刻版かもしれませんが)
次回紹介しますが、天満神社が相生村の鎮守のようです。

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角のアールがモダンな化粧品屋さん。

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要塞のようなコープ。
スーパーらしからぬ重量感ですが、元は何だったのでしょう。

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南側の通りに入ると住宅地です。
この道も海からまっすぐ伸びています。
(この写真は海の方向)

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社宅のような住宅が並んでいました。
播磨造船所ができてからは、漁村ではなくなったのだと思います。

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都湯さんは相生市で唯一現役の銭湯だとか。
漁師さんや工員さんが多かったときは銭湯もたくさんあったはずで、さびしいことです。

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再び海の近くまで戻ってきました。
埋立で海が遠くなりましたが、まだ海辺の雰囲気は残っています。

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コメント

要塞のようなコープの建物ですが、私が子供の頃は「相生館」という映画館でした。
相生には当時、近所にもう一件と、旭に旭館の計3館がありました。
最後まで残っていた旭館が閉館してかれこれ35年前後ですかね。
農協や化粧品屋さんも懐かしいですね。

投稿: 通りすがり | 2013年1月21日 (月) 01:04

通りすがりさま、はじめまして。
映画館だったのですか!
なるほどそれで窓が少ないんですね。
貴重な情報をありがとうございます。
地域の映画館がどんどんなくなっていっていて、寂しい限りです。

投稿: びんみん | 2013年1月21日 (月) 01:14

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