近代建築ライトアップ(大阪市中央区)
いま大阪では、中之島で「光のルネサンス」、御堂筋から堺筋にかけて「ミッドウェイ・オーサカ」というイベントが開催中です。
これに自主的なライトアップも加わって、どこまでがイベントなのか分からない状態です。
会社から近いので、このうち、ミッドウェイ・オーサカの一部である「近代建築と光の芸術」(近代建築ライトアップ)を2日続けて見てきました。
既に「ひろの東本西走」など、いろいろなブログで紹介されていますが、私も報告しておきます。
まず、東横堀川を越えるときに、東横堀川閘門(水門)のイルミネーションが目に入りました。
光のルネサンスの一環なんでしょうか。
肉眼では光がゆらゆらと、もう少しきれいに見えます。
北浜レトロビル前の光の芸術はねぶた?
ライトアップだと思っていたので、びっくりしました。
東大寺南大門の仁王像がサンタの顔をしている、ようです。
北浜レトロビルを開発から守っている形でしょうか。
近くで見るとかなり巨大。
(こちらの白い光の方が実際の色に近いと思います)
続いて、平野町の生駒ビル。
光の振り子がシンプルなアニメーションで揺れるほか、カーテンにもゆらゆらと光が投影されています。
各ビルにはスタンプラリー用のスタンプがセットされています。
スタンプだけでも集める価値がありそう。
少し戻って、伏見町の青山ビル。
昼間の表情と打って変わったけばけばしいライトアップです。
好みが分かれそうですが、建物を傷つけずに思い切ったことができるのがライトアップですので、それもありなのでしょう。色は次々に変わります。
お隣の伏見ビルのライトアップは20時までで終了していました。
ビーナスの誕生のステンドグラスだけが光っています。
最後に芝川ビルを訪ねました。
ここが一番正統派のライトアップをしています。
間接照明で、いったん水面に反射させた光を当てていますので、実際に見るとゆらゆら揺れています。
凹凸のある壁面ですので、光を当てるといっそう目立ちます。
中ではレリーフ修復記念品として、工事の際に切り出されたオリジナルの竜山石の板を売っていました。限定300個らしいです。コースターに使えそう。竜山石というところがうれしくて、1個買って帰りました。暖色系の色目のものと青みがかった色目のものがあります。
最後は御堂筋に到着して終わり。
御堂筋はイチョウのイルミネーションです。
でもこういう意図せぬライトアップも好きです。
光が当たる部分は、なかなか落葉しないんでしょうか。
(堺筋の旧小西儀助商店にて)
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コメント
水門のライトアップまであるとは知りませんでした。また、北浜レトロだけは他の近代建築とは異なった展示だったんですね。
芝川ビルは実に美しかったです。
”意図せぬライトアップ”も良いですね。
投稿: ひろ009 | 2009年12月26日 (土) 01:20
ひろさん、こんばんは。
水門のライトアップは、各船着場がライトアップされているのとセットのようです。上の写真ではきれいさが表現できませんでした。
ひろさんのようには撮れません。
今晩も光のルネサンスの名残を惜しんで帰りました。
すごい人出でした。
投稿: びんみん | 2009年12月26日 (土) 01:27