ちょっと懐かしい中浜（大阪市城東区）

白山公園を訪ねて、城東区の中浜を見に行きました。
最寄り駅は鴫野、大阪城公園、緑橋で、私が選んだ大阪城公園駅からは、直線では近いのに行きにくいところです。
上の写真は第二寝屋川を渡る環状線の鉄橋で、赤白煙突の清掃工場の向こうに中浜があります。

いったん第二寝屋川北岸に回り、抜け道めいた通路をくぐります。

清掃工場（大阪市環境局森之宮工場）のところで橋を渡ると下水処理場の敷地に阻まれて通り抜けられません。大きく南に迂回し、公団住宅の敷地を通って、この平野川を渡るとようやく中浜です。

川を越えたとたん地蔵堂や寺のある懐かしい雰囲気の街に入りました。
この平野川沿いに白山公園があります。

白山公園は細長い静かな公園です。
昭和15年（1940年）に開園しました。

ここに気になるものが。
白山公園と書かれた石柱。
上部に穿たれた窓がベニヤ板で塞がれています。
一見して戦前を感じさせるもの。
公園標柱とも見えますが、何だったのでしょうか。

公園というより、お隣のものかと思いますが、コンクリート製の重りのようなものが置かれていました。何に使うものなんでしょうね。

より大きな地図で 近代の公園 を表示 上空から見た白山公園。

隣には白山神社があります。
歯の神様で有名だったそうです。

道は手描きの味わいで、緩やかな起伏もあります。
神社裏の路地に渋い喫茶店もありました。

気になったのがこの建物です。
１階正面に石がはまっているのが見えると思います。

近づくとこうなっていて、かなり大きな石を使っています。
感心して眺めていたら不審がられてしまいました。
教えていただいたところによると、戦前からある建物だそうです。

近くにある菊水温泉もレトロな味。

ちょっと懐かしい雰囲気のある中浜でした。