レトロな西神田(東京都千代田区)

研修で東京に出かけたときの記事を書いています。
学士会館に連泊するのも研修の身としては贅沢ですので1泊だけにして、どこか面白い宿はないかと探すと、猿楽町にYMCAアジア青少年センターという宿泊施設がありました。フルネームは「在日本韓国YMCAアジア青少年センター」で、つまり韓国系の施設です。
朝食からコムタンが選べて、部屋には高麗人参茶ですから、ちょっとした海外旅行気分です。しかも東京にしては安い。
そこまでは事前に分かっていましたが、もう一ついいことがありました。
「部屋からカトリック神田教会が見える」
(少しだけだけど)

建物の内部はちょっと独特で、太い梁のようなコンクリートが木の色に塗られています。

毎朝、ルートを変えながら周辺を歩きました。
数日分をまとめて紹介します。
まずは窓から見えるカトリック神田教会。
昭和3年(1928年)に完成した、M・ヒンデル設計の聖堂があります(登録文化財)。様式はロマネスクとルネッサンスの融合らしい。
神田教会は、明治7年、東京で初めて日本人向けに開かれた聖堂だそうです。

全体の姿。

門柱も古いデザインです。
(追記)
床下換気口の面格子を確認しました。
○と□のシンプルなデザインです。(2010.1.31)

表通りの西神田には、研数学館があります。
最古の予備校でしたが、今は予備校業務を停止しているそうです。
現在の本館は関東大震災後の再建で、昭和4年のもの。
手前の別館には居酒屋の和民が入っています。
中はどうなんでしょうね。

癖のある玄関です。この凹凸は何を表しているんでしょう。
年季の入った「研数専門学校」という扁額が掛かっています。

再び猿楽町に戻って、神田猿楽町町会詰所。
見た目通り、元交番だそうです。昭和5年頃らしい。
小さいながらいい建物ですね。端にまで窓を開けていて、見張りはばっちりです。
ドラマや映画によく使われるそうで、最近では映画『空気人形』に交番として登場していました。

映画というと、誠心堂書店。
台湾映画の『珈琲時光』に出ていました。
スクラッチタイル張りの古書店です。

ついでに喫茶エリカ。
同じく『珈琲時光』に登場する喫茶店です。
古くは見えませんが。
映画に登場するのももっともな、少し懐かしい風景がありました。
ちなみに以前取り上げた錦華公園もこの近くです。
(追記)
再び東京に出かけてこのあたりを散策しました。
西神田2丁目の鉄道日本社の事務所がいい感じです。
とくに玄関周りなど。
(2010.1.31)
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