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2009年7月11日 (土)

初めての北海道(9)釧路の春採公園

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竹老園・東家総本店のあと、すぐ近くの春採(はるとり)公園に向かいました。
春採公園は、海岸段丘に囲まれたひょろ長い海跡湖の春採湖周辺の公園です。
もとは大正5年に造園家の本多静六が設計した釧路公園の一部で、昭和12年に再度、改良設計が加えられているそうです。今は網走市立博物館も建っています。


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春採公園、春採湖は変化に富んだ景勝地で、西側は住宅地、東側は炭鉱街です。
湖の南岸を石炭運搬用の鉄道が走っています。

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博物館はどちらかというと自然系がメインです。
それでも釧路の産業関連の展示もあります。
これは霧笛。

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産業用の道具の壁面展示。
製材(枕木など)、製紙、馬産、漁業、石炭など。
石炭に関しては、別に炭鉱展示館もあります。

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博物館の前から春採湖越しに炭鉱街の方を見たところ。
炭鉱街と炭鉱展示館も見たかったのですが、今回は時間がありませんでした。

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博物館から春採湖の南側を見たところ。
春採湖の西は暮らしの場、東は仕事の場、そして南は・・・

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春採湖の南側は岬のような丘で海と隔てられ、丘の上には墓地があります。
まるで映画に出てきそうなロケーション。
明治20年に街中から移転した紫雲台墓地です。
望郷の念が、太平洋を望むこの場所に墓地を置かせたのでしょうか。

春採公園には釧路の縮図が見えるようです。

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