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2008年12月18日 (木)

尼崎の段蔵

081206amadankura
段蔵というのは洪水に備えて、階段状につくられた蔵ということで、淀川流域に見られるものだそうです。
たまたま尼崎の道意町を歩いていて、段蔵を見かけました。
3色ストライプがリズムを感じさせます。
ここも淀川文化圏なのでしょうか。

川沿いの低地ですので洪水対策なのでしょうが、近くの尼崎センタープール前駅南に立つ表示柱を見ると、室戸台風の高潮による水位5.10m、ジェーン台風による水位4.30mの位置が示されていますので、この蔵は水没しているはず。

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反対側から見たところ。門構えや石段も立派です。
尼崎の海岸部には意外に古いお屋敷が残っていて、工場以前の尼崎を見せてくれています。

○関連ブログ
 “まちかど逍遥”
  御領水路を見に行く(大東市の段蔵の例)

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