伊勢竹原の駅前セット
三重の津市美杉町(旧美杉村)に出かけた帰り、コミュニティバスで伊勢竹原駅に降り立ちました。この駅前は、「懐かしの駅前」のセットのようです。
駅舎はこじんまりしています。
昭和10年に開業したときの駅舎で、「伊勢竹原驛」と右→左に書かれたタイル、洋風長屋でよく見る丸窓に二本の手すり状金具といったものが残っています。トイレも古い。
待合室から駅前通りを眺めると、ここが自分の田舎ではないのに、田舎に帰ってきた感覚があります。
駅前には総2階建ての大きな商家。
2階の戸袋に壺の絵が残っています。
昔はお茶を商っていたのでは?
タバコのショーケースには、木格子でアールデコ調のデザインがありました。
こういうデザインを何というのか知らないのですが、歯車などが読み込まれて、「工業万歳」の気分が感じられます。
懐かし気分に浸っても乗り遅れにはご注意。
次は2時間後です。
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