国道2号の夙川橋
以前、玉江橋(尼崎市)の紹介で書きましたが、新阪神国道(昭和2年開通。国道2号の一部)の建設に際して、一斉に多くの橋が架けられています。
西宮市の夙川橋もそのとき、大正15年(1926年)に架けられました。
その名の通り、夙川に架かる橋です。
赤茶けた親柱はシンプルで、その上に今風にいうと携帯アンテナのような街灯が乗っています。
親柱と欄干の色が違うのは、欄干が改修されているからでしょうか。欄干も形は踏襲されているのではないかと思います。
橋の4隅はセットバックして、さらに柱が立っています。デザインは親柱と同様ですが、何も乗っていません。
玉江橋と関連性を感じるのは柵の鉄格子のデザインです。似ているけど違う。そこが見比べる面白さになっています。このデザイン、打ち出の小槌じゃあないでしょうね。
| 固定リンク
「日常旅行(兵庫)」カテゴリの記事
- 廃をたどる(兵庫県播磨町)(2024.05.08)
- 4月から改修の西宮中央運動公園(兵庫県西宮市)(2024.03.17)
- 須磨離宮公園(神戸市須磨区)(2020.08.02)
- 橘土地区画整理事業と立花駅(尼崎市)(2020.05.26)
- のせでんアートライン開催中(2015.11.09)
コメント
夙川に架かる橋を甲陽園あたりから香枦園浜まで
見て下ると意匠がそれぞれ凝っていて楽しいですよ。
投稿: 路爺 | 2009年8月13日 (木) 21:16
路爺さま、ありがとうございます。
公園になっていますし、見て回るのにちょうどいいですね。
投稿: びんみん | 2009年8月13日 (木) 23:45