青島・煙台の旅(7)煙台を眺める
煙台山のさらに中心部へ。
龍王廟が北の海に向かって建っています。煙台山にはこのような中国的な建物もあります。明末に建てられ、荒廃していた廟を1938年に篤志家が再建、それも荒れていたのを1994年に復原したものが現在の廟です。日本と同じく雨乞い、そして風と航海の神様です。
その隣には「煙台」の名のもとになった烽火台(煙火台)があります。
烽火台の上からは海がよく見えます。
さらに煙台灯台があります。
これは灯台の説明板。
煙台の灯台は最初、1905年に建設され、現在のものは清華大学の設計で1988年に竣工した二代目です。高さは49.5m。
塔の上部はこのようになっています。展望台があるので登ってみます。
ここは別料金で、エレベーターを使うと5元(75円)、徒歩なら3元(45円)でした。ちなみにエレベーターは煙台製です。
展望台は360度のバルコニーで、非常に眺めが良いです。
さっきの烽火台もこの通り。
ドイツ領事館跡地。今は営業努力のためか、サーカスの金網が設置されています。この中を小型の自動車で走るものです。ちょっと違和感。
遠くに目を転じると、煙台山の東に連なる海水浴場が眺められます。手前に帆船のマストを立てたものが見えます。
青い屋根が旧東海関副税務司令官邸、その向こうが旧アメリカ領事官邸、そのさらに向こうの赤い屋根が公園のチケット売り場で、山に向かう一直線の道が朝陽路です。
こちらは煙台山の西側の港です。近代に船が出入りしていたのが、この中央手前のあたりです。
煙台の街を一望できます。
逆に北の海側をみると港湾施設がつらなっています。
煙台の港から近代建築群、煙台の街までを見下ろせるこの展望台。煙台を訪問されたらぜひご体感ください。オープンエアなので爽快です。
| 固定リンク
「海外旅行」カテゴリの記事
- 青島・煙台の旅(30)旅を終えて(2008.10.05)
- 青島・煙台の旅(29)青島湖南路から孔子記念館へ(2008.10.05)
- 青島・煙台の旅(28)青島ドイツ監獄など(2008.10.02)
- 青島・煙台の旅(27)青島駅から中山路(2008.09.29)
- 青島・煙台の旅(26)青島八大関をさまよう(2008.09.15)
コメント